男女関係の力学的考察④

 皆さんは、ニュートンが「リンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を思いついた。」との伝説をご存じだと思います。万有引力の法則law of universal gravitation)とは、「地上において物体(男)が地球(女性:チキュウと子宮?)に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでも全ての物体(男女)は互いに 引き寄せる作用引力重力)を及ぼしあっている」とする考え方のことです。式で表すと、万有引力の大きさFは、物体の質量を M,m 、物体間の距離 r として、

 F= G \frac{M m}{r^2}

 おわかりですか?男女間にも万有引力が働いている訳です。この引き合う力は、男性と女性が持っている質量(人間的な重み)が掛け算をする訳です。分母は距離の二乗です。すなわち、男女の距離が遠いと、引き合う力が弱まる訳です。今の世の中では、ITによって、遠距離恋愛が可能となっていますので、それほど大きな問題にはなりません。互いの質量が問題です。よって女性は太っている方が良いかもよ。

 「距離」についておまけを言おう。今「壁ドン」が流行っていますよね。あの距離になれることが大事ですね。ただし、嫌われている人が、あの距離に侵入すると、警察沙汰になるからね。人にはそれぞれ、自分という人格を守るための空間があることを、理解しながら『壁ドン』をすべきだろうと思います。それが、『愛情』だと思うのですが如何でしょうか? 幸せな出会いを願ってます。そして、「出逢った場所」を忘れないでいて欲しいと思います。

2015.05.31:orada:[変な民族学4巻 若者達へ]