仲順流り(ちゅんじゅんながり)の歌詞

仲順流り(ちゅんじゅんながり)

(1番) 盆は七夕から 中旬の10日の頃

     ※(囃子)エイサー エイサー ヒヤルガ エイサー スリサーサー スリ
     若者たちが 揃そろって踊おどっているよ

(2番)仲順流れの 教えはいつまでも 黄金の林の 物語もいつまでも

(3番)仲順大主(ちゅんじゅんたいしゅ)は 果報な人だ 三人の子宝に 恵まれて

(4番)子どもの心は 今は知らないが 今日は、なんとめでたい いい日だ

(5番)父親の遺言は 山よりも高く 母親の遺言は海よりも深い

(6番)生まれて 5歳で母を失ない 七歳で 母を思い出し

(7番)国々方々を巡っても 我母に似る人は 一人も居ない

 

※仲順太守の伝説については、改めて紹介をしたいと思いますが、親が子を思う気持ち、子が親を想う気持ちこそが家族の絆であり、 世界も日本も、都市も地方も、男も女も、普遍のものなのだと深く共感する今日この頃です。

 けれど少しだけ寂しいのは、最後は母への感謝の方が強いということですかね。(男は寂しいねぇ 。)

2013.08.05:orada:[変な民族学5巻 日本民俗論]