黒獅子伝説『卯の花姫物語』 7-⑪ 編者の独白

 長井の超長~い物語の最後の最後まで読んでいただいた皆様に、心からの感謝を申し上げるとともに、その忍耐強さには敬服いたしております。(笑)
 さてこの物語の原作者は菊地清蔵さんという方で、「おらだの会」会員の菊地鉄夫さんの祖父です。菊地さんには、「おせきの物語」に続いて「卯の花姫物語」をこのホームページに掲載することにつきまして、快くご了承いただきました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。また、この原稿制作にあたって、大変なご尽力をいただいた孫田ヒロミ様にも、心からの感謝を申し上げたいと思います。
 本日、ようやく完結することができました。少しは、菊地清蔵さんの思いを後世に伝えることができたかなと思い、正直、少しホッとしているところです。「道の奥」で「川の奥」でもあるこの長井の地に、東北全土覆った日本の歴史のはざまの中で、愛と義と優しさに生きた人々の物語があったことを、うれしくまた誇らしく思うものです。
 最後に、この物語を最後の最後まで読んでくださった皆様へ。もしも機会がありましたら、長井に足を運んでいただき「黒獅子祭り」や卯の花城の跡が残る「文教の杜」においでください。その際は、当然ながら山形鉄道に乗り、かの有名な『羽前成田駅』まで足を伸ばしていただければ存じます。変な会長がお待ちしております。

 さて、次の時代には、この地にどんな物語が生まれるでしょうか、乞うご期待です。本日はこれをもって、千 秋~楽~~~!ようーぺぺんぺん((笑))
2013.01.27:orada:[『卯の花姫物語』 第7巻]