卯の花姫物語 6-① 前号までのあらすじ

 この長井の長~い物語は、第6巻を迎えました。ようやく、全体の4分の3、第4コーナーに達しました。ので、少し整理しましょう。
 羽州・奥州を二分する安倍一族と清原一族が居りました。そこに源氏の奥州征伐が始まり、『前九年の役』が勃発し、卯の花姫の父である安倍貞任が没します。源氏の源義家が京に帰ると、清原一族の天下となります。
 清原一族の長老が亡くなると、かの斑目武忠が実施的な実験を掌握することになります。卯の花姫と源義家の間に割り込もうとした彼奴であります。清原一族の内紛が起こり『後三年の役』が勃発します。それも、内訌あるいは無節操な男の悲しい性によって生まれます。
 この『後三年の役』の鎮圧に来たのが、源義家でありました。そこに、桂江が登場します。陸の奥の戦乱の時代に純粋に咲いた、義家と卯の花姫、桂江と経清、この二つの純愛がつながる縁とは・・・・。いよいよ、大長編物語は、佳境に入るうきに!!
 読者諸君、もう少しだ。頑張れ! わだしも、もう少しがんばるきに!
それでは次号で、そのつわり、いや、さわりを紹介しましょうぜ。 
2013.01.23:orada:[『卯の花姫物語』 第6巻]

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