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成田郵便局

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【スライドのナレーション】農協の隣に(注:昭和30年当時から数えて)約30年前に建てられました。それまでは、はるばる長井の本局に行かなければならなかった村の人々の、大きな喜びの中に誕生したのです。

【追補】現在の成田郵便局の脇に、郵便ポストが隠れていますが、この当時の物なのでしょうか、気になります。さて、成田駅界隈の昔を辿る物語も、ここで一旦休憩といたしましょう。昔の写真などをお持ちの方がおられましたら、ご連絡ください。

2018.05.22:orada:コメント(0):[停車場の追憶写真帳]

長井村農協

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【スライドのナレーション】 役場の向かいが長井村農協です。約50年前佐々木宇右衛門の努力で信用組合と郵便局が生まれましたが、場所は玉置牛乳店の所でした。タニチョウ呉服店跡に、この建物が生まれ、倉庫なども建てられ、今日の農協に発展して来ました。

 

【追補】ナレーションに出て来る佐々木宇右衛門という方は、成田の財閥で明治時代に衆議院議員にもなった方です。佐々木家の住居跡は通りに面して、今も残っています。

2018.05.20:orada:コメント(0):[停車場の追憶写真帳]

もと役場

  • もと役場

【昭和30年頃制作スライドのナレーション】もとの役場です。今は長井市役所致芳出張所と呼ばれています。50年前に建てられたものですが、その頃はとてもモダンな建物と評判でした。成田駅前から役場の西側にかけては桑畑でとても寂しい所だったそうです。

【補足】成田地区を含む地域が、長井村であった頃(明治22年~昭和29年)の役場であり、明治41年に建設されました。駅前通りの十字路にありましたが、現在は農協倉庫が建っています。

2018.05.17:orada:コメント(0):[停車場の追憶写真帳]

ペーパークラフト

  • ペーパークラフト
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  30周年を迎えたのを祝して、地元の愛好家・菊地伸さんから素敵な作品を提供いただきました。クラフト駅舎には、温かな灯りも点いて、踏切からの遠景も情感に溢れて見えます。駅茶のオープンは、毎週末の午後となります。(都合により開場出来ない事もあります。その際は、何卒ご容赦ください。)

2018.05.14:orada:コメント(0):[成田駅イベント情報]

成田駅界隈の図

  • 成田駅界隈の図

  大正11年(1922年)12月、国鉄長井線が開通し、成田駅前は急激に活気づいてきました。田んぼの真ん中に駅舎と東に向かって真っ直ぐな広い道路が出来ると、駅の北側には当時珍しい、瓦葺の新しい駅員の住宅が建てられ、すぐ前には駐在所が出来ました。鯉屋の店が建てられ、ままの上酒造が酒屋の店を開く。五十川の古久屋のあんびん屋、国鉄との契約で鉄道便で荷物を運ぶ佐々木運送店が開業。土建業の孫田家は松林堂菓子舗を開店、購買販売利用組合ができ、県道側には羽前成田郵便局が開業しました。その外お菓子屋、魚屋などの商店も次々開店し、駅前はたいそう賑やかになりました。 

   大きな建物が出来て人目を引いたのが成田劇場栄楽館です。芝居、映画、浪花節など週1回ぐらい公演されました。映画はまだカラーでなく、無声映画で弁士の説明つきでした。娯楽の少ない時代ですから、遠くからも汽車に乗ったり歩いたりして見に来ました。戦後流行したのど自慢の会場になったり、今の文化会館のようにも利用されましたが、昭和30年(1955年)閉館となりました。明治40年に建てられた長井村役場もなくなり、駅前は時代とともに変わって来ました。

  致芳地区文化振興会編  「ふるさとめぐり致芳(平成9年11月刊行)」抜粋

2018.05.12:orada:コメント(0):[停車場の追憶写真帳]