東北芸術工科大学:入試課ブログ

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また練習してました、バレーボール。

今回はネットを張ってやってみたんだけど、

キツイわ〜

大会よりも打ち上げの鍋パーティーの方で頭いっぱい。

ちなみに、山形はバレーボールVリーグ女子のパイオニアレッドウイングスのホームタウンです。

パイオニアレッドウイングス[東北パイオニア]

バレー日本代表も数多く在籍しています(佐々木みき選手や栗原恵選手など)。

今週末も山形でホームゲームがありますよ。



さてさて、
ウインターセミナーに御参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

参加者がちょっと少なかったのが残念。

そりゃ電話もメールも殺到しないわな

雪っていう天気予報でもあったしね。

めちゃくちゃいい天気だったけど。

当日お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。


AO入試の合格者には、学科・コースにより「入学前課題」を与えています。

先日、日本画コースでは入学前課題の講評会を実施しました。


日本画コースの先生6人が勢揃い。
ブログ管理人の妄想では、6人あわせて芸工大のKAT-T●N。
(注意:あくまでも妄想ですので、本気での抗議活動は御遠慮願います)

先生方からは厳しい言葉が飛びました。
それもこれも、AO入試合格者に期待しているからに他なりません。
また、一般入試で合格して入学する人たちは、2〜3月まで必死で絵を描いてくる人たち。いまのままのんびりしていると、そんな人たちに太刀打ちできないよ!というメッセージも込められています。


講評会のあとは、普段の授業を感じてもらおうと1年生の「動物制作研究会(講評会)」にも参加していただきました。


凛と張り詰めた空気で、実際の授業を体験できたのはいい経験だったと思います。

大学生活で欠かせないもの、

それはなんてったって



ですよ。

「エ〜ル、オ〜、ヴィ〜、イ〜、LOVE」

ですよ。

甘い

つらい

せつない


をしてるとそのうちだんだん壊れてきて

マイヤヒ〜マイヤフ〜マイヤホ〜マイヤハッハ!♪

なんて叫びたくもなるものさ。

叫びたい時は悠創の丘へどーぞ。

と、ここで恋の話、略してコイバナをはじめてしまうとキリがない。


他のやつで大学生活に欠かせないもの。

それは学生食堂、ガクショクです。

食事はもちろん、友達とだべったり、試験前はレポートを書いたりと、
大学を卒業してみると学食での思い出ってすごく多かったりします。

学食についての記事は、このブログをはじめた当時に一度書いてます↓

新年度スタート[4/5]

ていうか、

写真めちゃくちゃだな・・・

さて、

今日のお昼の学生食堂の様子。食券を買うことになります。


昨日の記事に書いた納豆汁ももちろんあります。


食券を麺類やランチ、丼ものなどに分けられたカウンターに出すシステム。


お昼の時間帯は学生でいっぱいです。2階にはカフェスタンドもあって、山形市内を一望できる席もアリ。これはまた後日・・・

...もっと詳しく
正直ね、正直ですよ、な〜んでこんな質問が多いのかなって思っちゃうことが多いんですけどね、

Q:来年の受験生ですが、ウィンターセミナーって私服ですよね?

●やさしくお答えするバージョン
 そうですね、大学のイベントに何を着て行ったらいいのか、というのは不安になりますよね。「バリっといきたい」なら制服でいいですし、「リラックスして参加したい」のであれば私服で構いませんよ。当日はお気をつけてお越しください。

●厳しくお答えするバージョン
 大学としては、みなさんが着る服にとやかくいうことはありませんので「御自由にどうぞ」


そしてこれはみなさんにおわびしなければいけないことなのですが、
ウインターセミナー案内チラシの「交通案内」に、山形駅〜大学間バスの所要時間を明記するのを忘れてしまいました・・・
なので、

Q:山形駅から大学まで、バスでどれくらいかかりますか?

という御質問をいただきました。

え〜、約20分です。オープンキャンパスと違って有料(片道\300)ですので、お気をつけください。

写真は昨日の夜の様子。

大学は夜のあいだライトアップされているんですが
そのライトが照らし出しているのは

「コナァ〜ユキィ〜」(by 1リットルの涙)

今年は寒気が強いのか、雪は降るし、寒いし。

こんなときには、山形の郷土料理「納豆汁」の出番ですよ。

ちなみに、芸工大の学食では今週この「納豆汁」がメニューに並んでいます。

山形旬の特集 納豆汁[山形県観光物産協会]

さてさて、今日はみなさんに新しいお友達を紹介します。

美術館大学構想室のブログです。

美術館構想ブログ[東北芸術工科大学美術館構想室]

面白い取り組みをいろいろと行っていますのでぜひご覧あれ。

もちろんその他のブログも何とぞ御高覧いただければ幸いに存じます。

こども芸術大学ブログ[東北芸術工科大学こども芸術大学]
大学院仙台スクールブログ[東北芸術工科大学大学院仙台スクール]
歴史遺産学科ブログ[東北芸術工科大学歴史遺産学科]

※一部更新が滞っているブログがありますが、
 みなさんにクリックしていただければ、
 それがプレッシャーとなって新しい記事が更新されるハズですので、
 ぜひご覧くだされ。

>以下個人的質問
仙台スクールさん、アエルから光のページェントって見えないんですかぁ??


26日にバレーボール大会があります、大学で。

同じ学科・コースやサークルや友達グループなどでチームを組んで行う、学生のためのバレーボール大会。(もちろん自由参加)

史上はじめて(?)老体にムチ打って 教職員チームが参加します。

昨日ブログ管理人も練習したんです。初練習。

もうね、トスやらレシーブやらを5分もするとね、

息は絶え絶え、気持ちは動けど足は動かず。

レシーブはセッターに返るどころか無人の荒野へと飛んでいき、

目はうつろ。

ノックアウト寸前の曙みたいなもんです。

本番大丈夫かいな・・・

※このブログをご覧の芸工大教職員のみなさん(←案外見られてることは知ってる)、ただいま柳川杯参加者を絶賛募集中です。あなたも3日後の筋肉痛に悩まされてみませんか?お気軽にお声がけください☆


さて、大学では土曜日も授業があります→後期・土曜日
開講科目数は多くないので、大学に来る学生も少ないけどね。



朝になってみたら、雪が積もっていました。5cmくらい。


「冬の空」って感じがしますね〜。


本館では教職課程(先生の免許をとるための授業)「洋画演習」の授業が行われていました。この授業は美術科の日本画・彫刻・工芸コース学生のうちで、教員免許取得を希望する学生がとっています。


先週までで「静物油彩」が終わって、今日からは「自画像」とのこと。
担当の木原先生からは、「なんだ〜先週来てくればいい作品いっぱいあったのに。『自画像』は今日からだから、キャンバスまだ真っ白だよ(笑)」


これは授業ではありませんが、同じ本館ではチュートリアル「ともがき」の学生が、こどもたちと一緒に「クリスマスツリーを作ろう!」というワークショップをしていました。

本日は就職ネタ。

今日は大学本館6階で山形新聞社主催の「2007年3月新卒者のためのやましん就職ガイダンス」が開催されました。現3年生を対象としたガイダンスです。

本学学生を対象に山形の地元企業11社に御参加をいただきました。
御参加いただきました企業の皆様、ありがとうございました。

山形新聞社主催のガイダンスですので、「山形で就職を」と考えている学生には貴重な機会です。
4月15日の記事も見てね


と、ここまで読んで

「東京に就職したいから山形の企業なんて関係ないや」

「地元に戻って就職するからいかなくてもいいや」

と考えたあなた。


あなたが内定を獲得するまでの道のりは5歩後退です。


なぜか。

あのね、「企業を知る」ということは「その業界を知る」ということです。

「業界を知る」ということは「社会の仕組みを知る」ということ。

「社会の仕組みを知る」ということは、「自分の視野が広がる」んです。

(ハイ、ここポイントゥ〜→「キャノン株式会社 会社説明会」記事参照

すると、企業の人事担当の方は「企業説明をしてくれる」だけではなく、その業界をとりまく現状(=日本社会の縮図みたいなもんですね)や、「採用のポイント」などを話してくれることもあります。あるいは自分が考えていること、自分が勉強していることが、その企業であればどのように生かすことができるか、といったヒントをいただけることすらあります。

だからこそ地域など関係なく、企業の方のお話を伺うということは、就職活動をスムーズにすすめるための準備段階として必ず体験してほしいことです。

こういう準備をやらない人に限って、「就職活動のやり方がわからない」やら「内定がとれない」やらと、後々になってから騒ぎ出すものです。

就職活動をはじめるとドツボにはまる学生がいます。

・「絶対この業界に入る」と言って、その業界の会社しか調べない。その業界の会社説明会にしか行かない。
→「できる学生」は、業種にこだわりなく動きます。そうすることで身につく知識、情報が増え、その使い方がわかるとともに、自分の能力を出すのに適した業種・企業がわかるようになります。

・いきなり大手企業2〜3社を受けて、不採用。「自分には力がない」とあきらめる。
→名前だけで企業を選ぶとこうなりがち。大学生の時点で知っている企業なんて、テレビで見たことがある、という程度が多いですから。

・ネット上の情報ばかりに流されて自分の目や耳で確かめない。
→いまはこんな学生が増えていますね。これは受験生でも同じですが。


などなど

いずれも、就職活動を始める時点で的確に要領よい準備ができていればすべて防ぐことができるもの。

だからといってやみくもにこのような「就職ガイダンス」に参加しろ、と言っているわけではありませんが、スポーツなどで「ウォーミングアップ」を全くせずにいきなり「試合」に出る、なんておろかなことはしないでしょ。いきなり試合に出て、案の定ケガをしたりするわけです。

就職活動も一緒。的確で周到な準備が必要なんです。


今日はシーズンはじめということもあって、普段着での参加を呼び掛けました。


企業案内パンフレットなどを使って、実際の業務内容などについて御説明をいただきました。




先日からホームページ上で御紹介している

入試直前情報満載!TUAD WINTER SEMINAR開催[東北芸術工科大学/受験生の方へ]

申込殺到で入試課の電話は鳴りっぱなし、
入試課のメールアドレスには次々と参加申込のメールが届いて
処理が追い付かない!


なんてことに


全くなっていません(グスン)。


いや、夢で見たのよ、夢で。


きっとみなさんの手元に案内チラシがまだ届いてないからだよね。

そーだよね。

そーに違いない(無理矢理納得)。

でもこの「ウインターセミナー」。去年受験した皆さんからは大変好評でした。
(新入生アンケートより)
・12月に行われたウィンターセミナーには参加してよかったと思います。あのセミナーを受けたおかげで、入試に対する見方について根本的なことを再確認することができました。

・試験直前にあるセミナーに行くことをお勧めします。他の人が持参した作品を見る機会もあるので、知らなかった事を知るチャンスだと思います。


なんかテレビショッピングの「お客様の声」みたいだけど。

ちなみに昨年開催された様子です↓(美術科ばかりでゴメンナサイ)

○日本画コース


○洋画コース


○彫刻コース


○工芸コース


○自己推薦入試合格者参考作品展示&入試問題集無料配付etc



ちなみに、

一般入試から受験を考えている方やセンター利用入試の受験を考えていて、
実技系の試験は受けないけれども、学科内容や大学について聞いてみたい!

という方の御相談も当日受け付けています(去年もそういった方が多かったですよ)ので、お気軽にお申し込みください。

ただし、「オープンキャンパス」とは性格が違って入試対策が中心となりますので、「模擬授業」やら「在学生から話を聞ける」というコーナーは用意しておりません。あらかじめご了承ください。

山形もこの週末に雪が降りました。写真は大学から撮った大学裏手の山です。
うっすらと雪が残ってます。この時期の雪は湿った雪なのですぐ消えてしまいますね。

つい先日までは「暑い、暑い」と書いていたような気がするんだけどなぁ・・・





  芸工大の暑い夏[8/4]
  オープンキャンパスプレビュー(8/5)&小屋づくり[8/5]
  オープンキャンパスは明日から!![8/6]


ね。

去年は12月にほとんど雪が降らなかったんです。
「ラクでいいな〜」なんて思ってましたから。年明けとともにドカッと降ったわけですが。ここ数年大雪(50cmとか)が続いているのでどうなることやら。

そういえば高校生のときに自転車用スノータイヤなどというかなりあやしい代物を自転車屋さんから 買わされた 喜び勇んで買ったっけな〜。効果ゼロだったな〜。交差点でスリップしてあやうく轢かれそうになったからな〜。

今年も残り1ヶ月。
やり残したことがないようにだけはしたいですねぇ。

ブログ管理人は大みそかまでに須藤元気並のバディになる予定だったのですが、このままだと和泉元禰ばりのうさんくささにしかならない鴨。
(注)モチロン逮捕されようというわけじゃありません(汗)


では久々に質問にお答えするコーナー。
Q.センター利用入試は何%くらい得点していれば合格しますか?
A.お答えします。

全くわかりません。

  え?答えになってないって?

  だって本当に全くわからないです。
  例えば、得点率80%以上なら無条件で合格!なんて基準があるなら別ですよ。
  でもそんなのないし。各学科で「募集人員」というのが決まっていますが、
  実際合格者数はこの「募集人員」の何倍かが出ます。
  (これは昨年までのセンター利用入試私立大学の入試結果を
   調べていただければ一目瞭然です)
  合否ラインに入るには何%の得点率が必要か、試験が終わって
  ふたを開けてみないと我々も全くわかりません。
  もちろん、高い得点率ならば合格に近いことは間違いない!
  去年の今頃連発されてたな〜「間違いない」と「〜斬りぃ」






ってなわけで、美術科日本画コースの番場先生の研究室に用事があっておじゃましました。

「研究室」というのは、大学における先生方の個室のこと。

美術科の先生方の場合には、「研究室」がアトリエになるわけです。


大学の先生であるとともに、1人の作家さんでもあるわけです、本学の教員は。


スケッチをもとに、F6号で作品を制作されていました。
出羽三山の一つ、月山です。

「こんなことばっかりしてるんですよ」
なんて言いながら出していただいたのはコチラ。

何枚もの画用紙をつなげて描かれた蔵王です。


山形に住んでいて日常的に風景を見ている私達には感涙もののスケッチでした。

技術的な指導だけではなく、1人の作家としての仕事を間近で見ることができる、
これが大学で勉強することの大きな意味でもあると思うのです。
自己推薦までは、「とりあえず」書けばいい、と考えていました。何枚でも書けばいいと。それが力になるものだと考えていました。・・・勘違いでした。
(生産デザイン学科・山形県出身/一般前期で合格)


Q:芸工大との出会いは今考えるといつでしたか?
A:高校の美術の時間に先生から作品をほめられて、
「芸工大はいい大学だからどうだ?」と勧められました、半ば強引に(笑)。それまでは調理系の専門学校に進もうと思っていたけど、芸工大について調べていく間に同じ「つくる」という共通点を見つけて、オープンキャンパスに参加したり資料を読んでいる間にどうしても芸工大に入りたくなりました。

Q:自己推薦入試の試験日から合格発表まで考えていたことがあれば教えてください。
A:全然自信がなかった。面接では緊張して、考えていたことが全然言えなかった。構想表現も思うように描けなかった。
でもどこかで「合格すればいいな」とは思っていた。

Q:自己推薦入試では涙を飲みましたが、結果を受けて初めに考えたことは?
A:かなりショックでした。同じ高校に芸工大の別の学科に合格した人がいて、職員室で褒められているのを見て余計落ち込みました。
半分期待はしていなかったけど、とにかくショックでした。

Q:自己推薦入試の後に進路変更しようとは考えた?
A:考えませんでした。素早く切り替えて、「次やらなければ」と思いました。

Q:一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
A:なかったです。
学科は得意だったし、模試の成績も悪くなかったし。
それだけに推薦で不合格だったのはショックだった。
「俺のどこが悪いんだ」って。

Q:自己推薦入試で不合格になったことで学んだことはある?
A:大学って甘くないんだ、ということ。
自己推薦入試では「受かったらいいな」くらいだったけど、
一般入試では勝負をしなければならない、と考えが変わった。

Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:自己推薦までは、とりあえず書けばいい、と考えていました。何枚でも書けばいいと。それが力になるものだと考えていました。勘違いでした。構想表現ではただ描いただけではダメでした。一般入試に向けて、構想表現の練習に取り組んだら、いろんな人に見てもらって意見をもらうようにしました。
自己推薦までの方法では、自分だけの見方でしか物事をとらえられなくなっていました。
練習した構想表現の裏に、いろいろな人から感想を書いてもらいました。大学に来て、生産デザインの先生にも直接見ていただいたりもしました。試験前日、たくさんの人に書いてもらった感想を読みながら自分を安心させました。

Q:一般入試で合格が決まったときの率直な感想は?
A:うれしいの一言。学校中を走り回るほどうれしかった。

Q:入学して半年、入学前に思っていたイメージと同じところ、違うところは?
A:プラスチック、メタル、木材など扱う素材が幅広いことは、思っていた通りでした。考えていなかったことは、何もかも自分から動かなければ身に付かないこと。高校までのように受け身の姿勢ではダメだと最近痛感しています。

Q:今授業で取り組んでいる課題は何ですか?
A:素材・造形の授業ではメタルに取り組んでいます。
銅を溶かして型に流し込んだりしてます。
自分としては早く木材をやりたいんですが。
CAD(パソコンによる製図)の授業課題は大変。
でも基礎となる分野なので、自分でもびっくりするくらい集中しています。

Q:どんなサークルに入っていますか?
A:MUSIC PROJECT(MP)に参加しています。
MPはダンスを中心に活動していて、60〜70人が参加しています。

Q:最後にリベンジを目指す受験生にアドバイスをお願いします。
A:英語や数学などと違って、構想表現や論述には正解がないからこそ、いろいろな人にどんどん自分の作品や論文を見てもらって、意見を聞いてください。


美術科洋画コースでは、3年生後期(10月〜3月)の間
姉妹校である京都造形芸術大学に「国内交換留学」できる制度があります。
「交換留学」ですので、京都造形大の学生も山形で半年間授業に出たりするのです。
もちろん誰でも行くことができる訳ではなく、学内の選考を突破した人だけです。

で、

本学学生の京都造形大での様子が以下のように放送されますので、
山形県内の方はぜひご覧ください。

11/30(水)16:30〜17:50
YBC山形放送ピヨ卵ワイド430




というわけで、おまたせしました。
アップしました↓

2006年度 東北芸術工科大学 自己推薦入学試験実施結果

で、

「倍率高い!」 とか 「それしか合格しないの?」 などなど

一喜一憂されるキモチは大変良くわかります。

で、

「倍率高いから次はあきらめよう」 となりがちなんだけど・・・

入試担当者として一言。

どの入試が広き門、あるいは狭き門になるかはやってみないとわからない

というのが正直な気持ちです。

例えば、美術科日本画コースの一般(後期)。

05年倍率はなんと27.5倍、04年倍率は7、5倍

でも、

03年倍率は、1.2倍、02年倍率は、3.0倍


03年に関しては、AO、自己推薦、一般(前期)のいずれよりも、
一般(後期)が最も広き門だったのです。

他大学との併願や、本学内での併願などを考慮し、さらに受験者数や受験者のレベルなど総合的に考えて合格者数というものを出します。

だから、

「何人くらい合格しますか?」

と聞かれても我々は「○人」とは答えられないし、

「どれくらいの点数をとれば合格できますか?」

と聞かれても、試験によって合否のラインも異なるわけで。

「倍率はあまり気にしないで!」

なんて我々が言ったところで、気にしないというのはムリな話だとは思いますが、

倍率だけで受験するかしないかを判断する、というのだけは、避けた方がいいかな〜と思います。



一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
−ありました。すっごくありました。(洋画コース・秋田県出身/一般前期で合格)

Q:芸工大を知ったきっかけはなんでしたか?
A:県内に残るか県外に進学するかで悩んでいたときに、高校の先生に「いい大学だよ」と勧めてもらったことです。

Q:自己推薦入試の試験日から合格発表まではどんな風に過ごしていましたか?
A:普段通り過ごしてました。ちゃんと勉強もしてました。絵も描いてたし。

Q:自己推薦入試では涙を飲みましたが、結果を受けて初めに考えたことは。
A:納得がいかなかった(怒)。自信があったし、どうしても芸工大に入りたかったので、「なんであたしが・・」というのがはじめに頭に浮かんだこと。
 でも、大学入試課の方に合格者の作品と自分の入試作品を高校に持ってきていただいて、並べてみて納得しました。あ〜、って(笑)。

Q:自己推薦入試の後に進路変更しようとは考えた?
A:変更までは考えませんでしたが、「一般入試でまた落ちたらどうしよう」という不安はかなりありました。

Q:自己推薦入試で不合格だったことで学んだことはある?
A:あきらめてしまってはダメということ。
「どうせ落ちる」と考えていたら一般でもダメだったと思います。気持ちを切り替えて、「次は合格する。そのためにこれをやる」って考えてました。

Q:一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
A:ありました。すっごくありました。
でも1科目だけだったし、「実技」の配点が学科より大きかったので、「きちんと取組さえすれば」と自分を納得させました。

Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:自己推薦入試までは、ゆっくりとあせることもなく絵を描いていました。それが自分のペースだったので。でも今考えると緊張感が足りなかったかも。
一般入試に向けては、油絵に集中して取り組みました。自分でもびっくりするくらいの集中力。あれで技術的なものだけじゃなく、精神的に成長できたのだと思います。

Q:一般入試で合格が決まったときの率直な感想は?
A:うれしくて泣きました。
そこからは大学生活の妄想の世界に入ってました。

Q:入学して半年、入学前に考えていたイメージと違う部分はある?
A:大学って先生も学生も堅い人たちばかりなのかなと思ってました(笑)。なんかみんなギラギラしてるのかと。実際はとってもアットホームで、絵を好きな人たちの集まりだから毎日がとても楽しいです。

Q:受験に向けて頑張っていたときに一番大変だったことは何ですか?
受験生の時は予備校に通わずに、学校の美術の先生に教わってずっと一人で描いていました。だから、比較できる人がいなかったんです。いつも自分の作品しか見られなかった。先生にいろいろと指導はしていただけたんですが、結局自己満足になってるところがあって。大学ではたくさんの友達の作品を目の当たりにしながら描くことができるので、自分にとって、ものすごく刺激になります。大学で行われた入試直前セミナーなどに参加して、いろんな人の作品を見ることはとても大切なんだと今ひしひしと感じています。

Q:今授業で取り組んでいる課題は何ですか?
A:静物画に取り組んでいます。好きなんです、静物画。

Q:どんなサークルに入っていますか?
A:「ものづくり」を通して子供達とふれ合うDOING SOCIOLOGY(チュートリアル)、チャイルドアート(チュートリアル)、弓道部、こども芸術大学 などなど。
ちゃんと全部に参加してます。

Q:最後に、リベンジを目指す受験生にアドバイスをお願いします。
あきらめないで、とにかくやること。
落ちるかもしれないという気持ちを持っていると絵に出てしまいます。
「合格する」という気持ちを持つことが大切です。


自分がやりたいことのためには、「あきらめる」という言葉は頭になかった
                (映像コース・宮城県出身/一般前期で合格)

Q:芸工大を知ったきっかけはなんでしたか?
A:知り合いに芸工大の在学生がいました。授業の様子などいろんな話を聞いて「面白そう」と思ったのがきっかけです。

Q:自己推薦入試の試験日から合格発表日までは何を考えていましたか?
A:第一志望だったので、もしダメでも一般でチャレンジすることを決めていました。あきらめようとは思いませんでした。

Q:自己推薦では涙を飲みましたが、結果を受けて初めに考えたことは?
A:試験ではうまくいかなかったので、半分期待はしていなかったけどかなりショックでした。

Q:今思えば自己推薦入試で不合格になった理由がわかる?
A:受験に対する考えや取組が甘かったと思います。入学してすぐだと、同じコースの友達と入試の話が出たりするんですが、みんないろいろな工夫をして受験に向けて取り組んでたんだと、改めて知らされました。

Q:進路変更しようとかは考えた?
A:全く考えませんでした。自分がやりたいことのためには、「あきらめる」という言葉は頭の中になかったです。デザインの分野で専門学校に進んだ友達もいますが、芸工大の授業の話をするとものすごくうらやましがられるので、私の選択は間違ってなかったんだな、と改めて思います。

Q:一般入試では学科科目が必要となりますが、不安はありませんでしたか?
A:ないといえばウソになるけど、1科目だけだったし、「論述」「実技」の配点が学科より大きかったのでそれほど不安には思いませんでした。

Q:再チャレンジを決めてから一般入試までの取組を教えてください。
A:自己推薦入試までは、過去問中心に取り組んでいましたが、それだけではダメだと感じました。一般入試に向けて、自分は「実技」で受けるつもりだったので、いろんな角度から物事を考えようと思って、日頃の何気ないことを題材にしてみたり、石膏デッサンに取り組んでみたりしました。

Q:一般入試で合格が決まったときの率直な感想は?
A:とにかくうれしかったです。
自己推薦でダメだったら併願しようと考えていた大学に比べて学費が安いこともあって、親が喜んでくれたのが何よりうれしかったです。

Q:入学して8ヶ月、入学前に考えていたイメージとのギャップはありますか?
A:グラフィックコースとの合同演習でパネルを制作したりするのは少し意外でした。でもグラフィック的な考えを勉強することが映像制作にもプラスになっていると感じます。
映像コースのみんなは、あの形式の入試を突破しているだけあって、面白い人ばっかりです(笑)。

Q:今授業で取り組んでいる課題を教えてください。
A:3分間の映像日記です。およそ1ヶ月で撮影や編集をしました。
学校にこもって編集作業をしたり、友達が編集ソフトを持っているので友達の家でワイワイやったり。とにかく入学前にやりたいと考えていたことなので「楽しい」の一言です。

Q:入学からの授業の流れを教えてください?
A:前期はカメラの使い方など映像の基礎的な課題をやっていましたが、後期からは実際に映像の撮影や編集をしています。みんなやりたいことがあって入学してきたので、真面目に取り組んでいるし、友達の作品を見るとものすごく刺激を受けます。

Q:どんなサークルに入っていますか?
A:バルーン部です。大学祭や山形市内のイベントで一般の方に乗っていただいたり、週末は県外まで行ってフライトしたりしています!先週は秋田県まで行ってきました。ぜひいっしょにフライトしましょう!

Q:最後にリベンジを目指す受験生にアドバイスをお願いします。
A:あきらめてしまっては始まりません。
「あの時やらなかったから」と後悔したくなかった。
だからあのとき頑張って良かったと思います。
とにかく「あきらめない」ことです。