東北芸術工科大学:入試課ブログ

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今日は山形県内の高校で組織される「山形県高校デザインネットワーク」の実技講習会が本学で行われました。参加者は高校生37名、高校の先生9名。講師として生産デザイン学科三橋教授が担当です。


様々なアイデアから生まれたグッズが紹介されました。


こちらは人型のドアストッパー


こんなドアストッパーなら、何かと疲れる毎日の生活もちょっと楽しいかも。

その後、「ブレーンライティング」という発想力を鍛える練習をしました。
次々と異なるテーマに挑戦して、3分間でアイデアを出し、言葉だけでなく簡単な図も描いてみます。例えば「卒業記念に欲しいもの」や「気が乗らない時の気分転換グッズ」などなどを、3分で1つのアイデアを次々に考えだして紙に書き込んでいくのです。これは本学の学生も取り組んでいることですが、発想力のトレーニングには最適!


午後からは、「もらってうれしいミニミニキャンドルスタンド」の制作をしました。


生産デザイン学科の4年生もアドバイザー?として参加です。


参加者に配付されたプリントから作成にあたっての要点を抜粋します。これはとても参考になりますよ。

<作成の条件>
・素材はケント紙(白)とダブルトレース紙と色紙(アクセントとして)のみ
・ローソクは支給するものを3本まで使える
・90×130の袋に入る
・90分で作成

<デザインのポイント>
・ローソクを立てる物理的機能
・光と影の美しさを演出する心理的機能
・安全性
・組み立てやすさ
・表情の変化を楽しめる仕掛け
・要素を極力少なくしたシンプルな豊かさ

<デザインのプロセス>
・まずローソクに火を灯してみる
・イメージを膨らませて、言葉やスケッチや簡単なモデルで検討
・違う方向性のアイデアを3つ出したら、1つに絞り込んで試作
・改良すべき点を探して、洗練して完成



ちなみにこちらは同じ条件で前日に4年生が作成したもの。


三橋先生からの説明の後、作成開始です。


真剣な表情で作っています。


悩んだら4年生の先輩がアドバイス。


こちらが完成品です。キレイですね〜。


こちらはアイデアいっぱい。


素敵なスタンドになりました。


みんなの投票でたくさんの票を集めた作品の作成者には商品をプレゼント!(もちろんおもしろグッズです)


参加されたみなさん、お疲れ様でした。

2005.06.10:入試課3:count(929):[メモ/●今日のTUAD]
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