東北芸術工科大学:入試課ブログ

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いや〜サムい。

冷たい雨の一日でございました。

最近は大学卒業後についてイメージさせる授業というのが
どの大学でも増えています。

本学でも以前からキャリア科目は設定していますが、
その中のひとつである「キャリアプランニング」。
今日は「企業におけるデザインの領域と役割」というテーマで、
東芝デザインセンターで頑張っている卒業生が登場しました。

とその前に、

東芝デザインセンター情報機器デザイングループの渡辺さまより
デザイン組織や役割、能力条件などについてお話をいただきました。

「東芝」といえば、みなさんはテレビなどの家電をイメージされると思いますが、
それだけではなく1つのデザインセンターでも様々なデザインを手がけていること、
また携帯電話の待受画面に見られるような
「ユーザーインターフェースデザイン」などには、
大学で日本画などファインアートを専攻していた方もいらっしゃるとの話も。

また、総合電器メーカーでも会社組織が異なり、
デザイン組織のポジションが異なることなど、勉強になる話をいただきました。

で、卒業生登場。
生産デザイン学科卒業生の鈴木さん(宮城県出身)です。
鈴木さんは現在携帯電話のデザインを担当されており、
携帯電話デザインの過程について、
実際の仕事の進め方とともにご紹介いただきました。

キャリア(いまなら、docomo、au、softbankですね)とのやり取りや
今日から始まった「ナンバーポータビリティ制度」がデザイン現場に及ぼした影響、
市場調査についてなどいろいろとご紹介いただきました。

やっぱり卒業生がしている仕事ということで、
学生もきちんと聞いてましたね。

この授業は様々なゲスト講師を迎えて行っています。
先週はアイリスオーヤマ様から商品開発部の方をお招きし、
今後も雑誌「Number」のデザイナーさんや、
東京国立博物館で保存修復を担当されているかた、
美術館学芸員の方、ハウスメーカーに勤務されている卒業生、
本学教員が作家として生きることについてなどをお話いただく予定です。

お話で思い出した。

26日(木)には、「金田一少年の事件簿」において
脚本を担当されている金成陽三郎氏による講座もあります。

■公開講座:『コンテンツにおけるストーリーデザイン:漫画原作』
 ・日時:10月26日(木)6時限目(17:30−18:50)
 ・場所:410講義室

いろいろありますねぇ、大学って。


2006.10.24:入試課1:count(1,687):[メモ/●今日のTUAD]
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