東北芸術工科大学:入試課ブログ

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その4年生は3年生に向けて、
強烈なメッセージを411講義室のスクリーンに映し出しました。

 「1年後の夏休みをどう過ごしたいかイメージしてください」


続けて、

 わたしは、この4年生の夏休み、はじめの1ヶ月遊びまくりました。
 学科のみんなで海にも行きました。
 ものすごく楽しかったです。

 そして残りの1ヶ月は、卒業制作の資金集めのためのアルバイトをしました。

 なぜこういった夏休みを過ごすことができたのか。
 それはいち早く就職活動を始めて、2つの内定を得ることができたからです。


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昨日行われた「これから始まる就職ガイダンス」(昨年の様子はこっち


100名弱くらいの参加者数だったでしょうか。

今年の3年生は4年生に比べて意識がまだ低いのかな・・・

それとも今年はすでに、
7月にデザイン実習の説明会をやったという影響もあるのかな・・・

内定を得た4年生の体験談(7/22)

今回は、
事務局就職支援室から、
「学科・コース別 就職活動で陥りやすいパターンとそうならないためのアドバイス」「今後の動き方」などの説明ののち、

内定を得ている現4年生5名から、
自身の就職活動について体験談として語っていただきました。

その4年生の姿を見て、
昨日出席した3年生は現状の自分と相当差があることを
目の当たりにしたのではないかと思います。

就職活動は人をあれだけ成長させます。

さて、今日の記事では4年生が語ってくれた内容から気になるフレーズを紹介。

●未来デザイン学系[現:メディア・コンテンツデザイン学科]
 e-ビジネスコース(静岡県出身)
・就職活動は「忍耐力」
・高校までの勉強である「一般教養」の大切さを痛感した
・大学の授業を通してお世話になった企業の社長さんに声をかけてもらったが、
 「一般教養」の筆記試験だけで落とされてしまった。
・しかし、その失敗が後々の成功につながった
・活動に行き詰っていたころに、
 大学の就職支援室の方から「ネットジョブ(※)は使ったことある?」
 といわれて使用して検索したところ、興味を持つ企業が見つかった。
  ※ネットジョブ〜大学内の企業・求人検索システム。
・他の企業での就職活動は、
 この企業に入るためのものだったといまは考えている。
・あきらめないで続けること。努力は必ず報われる。


●情報デザイン学科映像コース(北海道出身)
・就職活動を通して学んだことはたくさんあるけど、
 その中でも2つが特に大きかった。
  1.就職活動は内定をとるためにするのではなく、
    自分のためのベストな選択に出会うため
  2.業種や職種ではなく、自分が何をしたいのかを考えること
・就職活動をはじめる前は、広告関係の仕事をイメージしていたが、
 実際に活動をはじめると、一般企業の広報に魅力を感じるようになった。
・内定を得たあと、広告代理店などでもう一度活動したが、
 やはり一般企業の中で自分の得意分野を発揮したいと思った。
・内定をいただいた会社は、
 雰囲気や業務内容などが自分にあっていると改めて思った。
・芸工生は、大学で勉強していることを直接活かしたい、という人が多い。
 でも、活かす方法はいろいろとあるのに、それを知ろうとしない。
 知らないままでは企業や業界を理解することもできない。
・まずは自分を知ること、そして企業を知ること

●生産デザイン学科[現:プロダクトデザイン学科](宮城県出身)
・3年生のとき、4年生の先輩が「行きたい企業の募集が終わっていた」という話をよく聞いたので、早めに活動をスタートした。
・大学新卒のチャンスは一生に1回しかない。
・学生生活最後の1年をどう過ごすか、今からイメージしておくことが大事。
・3年の9月には東京青山のデザインオフィスでオープンデスク(※)を体験
※オープンデスク〜インターンシップ(就業体験)
・オープンデスクに行ったことで、デザイン事務所ではなく企業内のデザイナー(インハウスデザイナー)に進みたいと思った。
・新年に入るころまでには就職活動の準備をしていなくては。
・自作の名刺を持ち歩いて、活動を通して仲良くなった人と交換した。
 その人たちを通じていろいろな情報が入ってきてとてもよかった。
・情報を制するものは就職を制する
・他大学の友達が増え、多くの人に自分の作品を見てもらえたことはとてもよかった。


●環境デザイン学科[現:建築・環境デザイン学科](山形県出身)
・活動をはじめて一番初めに興味を持った出版社は、
 すでに募集期限を過ぎていたが電話でお願いをしてみたがだめだった。
・はじめは有名な企業などばかり受けていたが、中途半端な気持ちなのを見抜かれたのかことごとくだめだった。
・活動の途中から視野をひろげて様々な業種に目を向けた。
 印刷・出版だけ から 外食や銀行なども。
・企業合同説明会のはじまりから終わりまでいろいろな企業のブースを回り、
 多くの社会人の方々と話す機会を得ることができた。
・このあたりから、就職活動が楽しくなってきた。
・すると、大学の就職情報室掲示板ではじめにだめだった出版社の後期募集があることを知り、面接でも厳しいことを言われたりしたが内定。
・行動していれば結果はついてきます。

●美術科工芸コース(岩手県出身)
・卒業後は、制作もしたいし収入も欲しいなぁ、くらいに考えていた。
・2月にはじめて企業合同説明会というものに参加。
 リクルートスーツの波にもまれて、「これが就活かぁ〜」
・合同説明会で人事の方とフィーリングがあった企業の会社説明会に参加。
・就職活動を通して、これまで行ったことのない土地に行くことが楽しかった。
・自分と全然違う分野の勉強をしてきた人たちと交流できたなど、
 多くの人と出会うことができた。
・「しっかりしたマナー」や「仕事へのやる気」は試験を受ける人誰もが持っているので、「この人と一緒に仕事をしてみたい」と思ってもらえることが大切。


その後、リクナビなどでおなじみの
(株)リクルート 松坂さまによる「就職活動の進め方と情報登録の仕方」  



最後に、体験談を話してくれた4年生へ直接質問したり、
ポートフォリオの閲覧などを行いました。



2006.10.12:入試課1:count(2,570):[メモ/●今から始める就職活動講座]
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