TUAD blog/入試課
▼AO入試〜その4
今日は残りの生産デザイン、映像、未来デザインにおける受験生アドバイスを御紹介します。
生産デザイン学科(新:プロダクトデザイン学科)
○東北芸術工科大学の受験はAO型入試からのチャレンジをした方が良いと思います。一次試験、面接と自分をうまく表現できれば見てくれる人にちゃんと伝わると思います。おちついてがんばって下さい。二次の課題は生産の場合は時間をかけて、課題を理解し、作りあげるものなので考えてアイディアをしっかり練る時間とその物を作りあげるのに用する時間の時間計算をしっかりした方が良いと思います。例えばアイディアを練りすぎては作る時間がなくなり、中途半端な物ができあがってしまします。逆にアイディアを簡単なものにして、作品を早く作り終えても、完成するものはあまりパッとしないものになると思います。時間の有効活用と自分のアイディアセンスをうまく表現することがAO入試の決め手になると思います。構想表現は自己推薦でも一般でもやる事になるので、AO以外の入試を考えてる人は構想表現の練習をしっかりした方がいいとおもいます。構想表現を甘くみてなにもしないでいると、いざ課題が出されても、自分のアイディアをまとめる力がなかったり、表現の仕方がわからなかったり、時間が間に合わなかったりすると思います。日常生活の普段何気なく思ったり感じたり疑問に思ったりしている事を頭のすみに残しておき、自分でテーマを決めて構想表現の練習をする時や本番に自由に頭の引き出しからアイディアを出せるようにしておけばいいと思います。どの試験も自分の能力を100%引き出す力が必要です。常に状態をベストなものにもっていけるよう日頃からほんの少しでいいから物事を深く考えてみて下さい。きっとその努力は自分の元へと返ってくることになると思います。
○私は、AO型入試から自己推薦に向けて、自分の将来やりたいと思っている事、東北芸術工科大学で本当に自分がやりたいと思っている事をもう1度考えなおしました。 AO型入試では、自分のことばかりではなく、大学について自分の考えや知っている事を深くしておくことがとても大切なのだと感じました。AO型入試を受験したことによって、たくさんのことを学ぶことができました。そのことによって、自分自身を見つめなおすことができました。
○大学を決める際に、私はあっちこっちの分野に興味があり、なかなか決まりませんでした。デザインに関することをやりたい!という漠然な希望しかなかったからまよっていたのでしょう。だから私は少しずつですか、本や雑誌を見たり、インターネットで調べました。そうすることで、今まで知らなかったデザインの世界が見えてきて、興味もより深まりました。自分が何を一番やりたいと思っているのかをじっくり考えて、それについて自分で調べてみることが大切だと思いました。 私はAOと自己推薦を受けました。AOは落ちてしまいましたが、志望理由などを文にするために真剣に考えたことは大変プラスになりました。なので受験をする人は積極的にチャレンジした方がいいと思います。
○私はAO入試を受験しました。「AO入試」という入試方法もわからないところから始まりました。学校や予備校の先生に聞いたりしましたが一番早い解決方法はやはり芸工大の関係者の方に尋ねることだと思います。私は高校2年生の頃から芸工大への受験を考えていたので6月のオープンキャンパスや都内である説明会など話が聞ける機会があれば行きたくさん質問しました。そこで聞いた話が入試への不安を取り除いてくれて大学への期待、入学したいという思いがますます強くなりました。AO入試は他の入試方法とちがい、1カ月半ほど時間をかけます。二次試験の準備期間は合格という目標だけではなく、ものをつくることのむずかしさに悩んだりと色々なことを考えさせられました。私は受験、入試という中で楽しんでいた気もします。保育園へ行ったりプレゼンボードを創作したり他の入試では体験できないことができるそれが私のAO入試をすすめる理由です。AO入試はどれだけ自分のやりたいことができたか、自分の考えを主張できたか、答えはたくさんあると思います。だれにでもチャンスがあると思います。
情報デザイン学科映像コース
○AOのとき、自分は何をしたいのか?将来どうなりたいのか?大学で何を学びたいのかを一つづつノートに書いて考えているうちに、自分の行きたい方向を見つけることができた。エントリー用紙の質問だけではなく今の自分、進路全体についてノートに書きなぐると良いと思う。AOにエントリーしたことでさらに芸工に入りたい意識が強くなってやる気が出た。
○AO型入試には挑戦するべきだと思います。課題にとりくむのはたいへんだけど、自分の得意なことを充分に発揮すれば大丈夫だと思います。私がAO型入試を受けた時は、ワークショップと面接がありました。ワークショップはどんなことをするのかとても心配でしたが、他の受験生の人や大学の先生などと話をしたりしながら楽しくワークショップをすることができたし、入試という感じはなくて、体験入学をして授業をうけてるかんじでとてもおもしろかったです。面接もそんなにかたくるしく考えずに楽にいったほうが、自分のいいたいこと、伝えたいことを先生たちに伝えることができると思います。ワークショップも面接も雰囲気が明るいかんじなので楽しいとおもいます。自分の想ったとおりにやれば、うまくいきます。自分の意志をしっかりもつこと、本当に大学に入りたいということを力いっぱい表現すれば、きっとうまくいくと思います。ぜひAO入試には挑戦してみて下さい。大学の楽しさもきっとわかると思います。
○オープンキャンパスで、AO型入試の要項についての説明やポイントを教えていたのでとても役に立った。各学科・コースに分かれての説明ではよりくわしい説明をしていた。(「今までに創った作品を提出」とパンフレットには書いてあったが、説明では「できるなら映像作品も見たい」と言っていたので新しく何かを作ろうという意欲がわいた。)AO入試の1次試験には1年から美術部で描いた絵画をデジカメで撮り、ポートフォリオにまとめたものと、アニメーションをディスクにコピーし提出。コツコツ描きためたものがいろいろあったので良かった。この1次試験で思ったことは、部活をまじめにやっていて損はないという事…。2次試験はワークショップと新しく創った作品のファイルの提出。今回が映像コース初めてのAO入試だったので、ワークショップの前例が無く不安だった。試験日まで何があってもいいように色々実技テストをやってみた。(美術系大学のテスト、いろんな映画を観に行った、写真屋さんに2日間勉強に通った、など)
○「好きなものを仕事にしたい」わたしは兼ねてから、将来は自分の興味のある分野で活動をしたいと考えていました。わたしの場合、それは映像です。進路を決定する際に、そういった自分の意志を最優先に考えました。中学生の頃から漠然と「美術大学」への進学を希望していたので、高校生になってからデッサンの指導をしてもらいながら、少しずつ対策を練っていました。そんな折、今年から芸工大の情報デザイン学系でもAO入試を実施すると聞き、さっそく資料収集をはじめました。エントリー開始の7月。ここでの条件として書類提出とともに作品提出が課せられます。唯一、自己推薦入試や一般入試との違いはこれです。わたしには高校の3年間、放送委員会の名義を借りて撮り続けていたビデオがありました。それを1本のビデオテープに編集し直し、作品として提出したのです。自分のつくった作品を、誰かに見てもらえるほど緊張し、そして嬉しいことはありません。その点においてこのAO入試は、日頃から創作活動を行っていることをアピールできる最高の場だと感じました。AO入試のがんばりどころは、その受験期間です。最低でも4ヶ月の日数を費やすことになります。しかしその長い期間は自分と、自分の作品と向き合ういい時間だと思えば、なんとか乗り越えることができるものです。面接官と向き合うことだけが面接ではない、つくづく感じさせられました。そしてもう1つ、忘れていけないのは自分の進路のために賛同し、励まし、協力してくれる人達の存在です。今のわたしは家族、先生、友人らに「ありがとう」を何度言っても言い切れません。特に、反対1つせず受け入れてくれた両親へのありがたみは決して忘れることはないでしょう。みなさんもそういう人達がいることを忘れないで下さい。来年の受験、わたしは心から応援しています。わたしもまだ受験を終えたばかりで、まだまだ受験生気分なのですが…。みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
未来デザイン学系(新:メディア・コンテンツデザイン学科)
○私は未来デザイン科のAO型入試を受験しました。課題を作るにあたって一番参考になったことは、美術の先生だけではなく色々な先生に見て頂くことが大切だと感じました。通っている高校が商業高校ということもあり、PCなどの設備も他の高校より充実していたので発表に使う大きなパネルなども作りやすかったです。提出日ギリギリまで何度も発表の練習をし、その度に改善点が見えてくので、自分で納得するまで繰りかえし練習をしておけば良いと思います。自分で納得できないところをそのままにしておくと、本番直前になって焦ってしまうこともあると思います。また、どういったテーマを持つかによって発表内容もそれぞれ全く違うものになってくると思いますが、「誰が見ても内容を理解できる」プレゼンにすることが一番大事だと思います。
○未来デザインでは、“下調べ”が重要だと思う。AO入試の企画書を書くために本を読んだり、提案するものを印象づける裏付けをするために徹底的に調べる方が良い。
○AO入試は大学のことを詳しく知ることができるうえ、自分に本当に適している学科であるかを見定めるうえでも大変貴重な体験ができるため、自己推薦・一般入試を考えている場合でも、まずAO入試を受験すべきだと思う。実際私もこの入試に挑戦して大学のことや自分の入学しようとしている学科のことがよくわかったし、何よりとても勉強になった。
○私はAO型入試で受験しましたが、エントリー期間が学科により短いところ、長いところ…と差があるので、ギリギリ提出ではなく、余裕でエントリーできるようにしましょう。課題もユニークなものばかりでとまどうかも知れませんが、前もって作成しておく、文章の練習をしておくと、のちのちギリギリであわてることはないでしょう。面接では学科によりやり方はちがうと思いますが、独特な質問が多いと思います。型にはまった面接練習ばかりではなく様々なパターンを考えて練習しておくべきです。自分の意見をはっきり言うように。あいまいなままだと良い印象をあたえられないと思います。おちついて、あせらずにマイペースにAO型にチャレンジしてみると良いですね。
2005.06.14:入試課1
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