TUAD blog/入試課
▼一般入試(後期)出願開始
昨日から一般入試(後期)の出願開始です。
まずは、こちらをどうぞ。
さて、後期ともなると募集人員も少なく、みんな不安になります。
でも、同じように不安を抱えながらも一般入試(後期)にチャレンジして入学してきた学生が、
本学にも毎年たくさんいます。
というわけで、過去何年か分の「新入生アンケート」からちょいと抜粋してみました。
●芸工大の入試方法は、他の大学とは全く違い、実際に対策をしはじめた頃はとてもとまどっていました。どんな答えを大学側は求めているんだろう、どんな答えを描いたらよく評価してもらえるんだろう、とそんなことばかり考えていたように思います。
楽しく描ければそれでいい、そうは思っていても、やはり楽しく絵を描くことと大学入試は結びつけることができず、うまくいかないまま前期試験までその気持ちをひきずってしまいました。
前期試験が始まり、もうここまできたらやるしかないという気持ちで実技試験に挑みました。終了後、自分に残ったのは達成感。周りが何と言おうと自分が描きたかったから描いた、と言い切れる自信のようなものも、その時はじめて感じることができたように思います。結果は不合格でしたが、学科試験の無い後期ではいけるのでは?という自信につながってきました。
大切なのは「どんな絵を描いたら受かるか」じゃなくて、「自分の気持ちを自分の絵で描けるか」ってことだと思います。自分の絵を描ききれたら、ここまできたら悔い無し!って思えるぐらいぐらいにリラックスを。
きばらずにリラックスして、絶対にこの大学に入りたい!という気持ちを持って入試に挑んでください。(グラフィック)
●私は推薦、前期の試験で、本学を落ちてしまいました。先生からは「後期はもっと難しいぞ。合格できる確率はほとんど0に近いぞ。」と言われてしまい、後期受験を諦めようかな、と思いました。しかし、私は先生から「あなたは自分のやりたいことは最後まで諦めない人だよ。」というはげましの言葉に背中を押してもらい、後期を受験しようと決心しました。私は推薦、前期で描いた絵を思い出してどこがいけなかったのか、0から考えなおしてみることにしました。私は絵は正直得意ではなかったので、論述で受験しようと思っていました。練習では、字のスペースを広く、絵のスペースは、論述で空いたスペースにちょいちょいと書いていました。しかし、受験では練習不足でとにかくあせってしまい、文章が全然思いつきませんでした。あと合格者参考解答を読んでいると合格者のほとんどが楽しんで描いているような気がしました。自分が気づいた事2つと先生のはげましの言葉を忘れないで後期の試験を受験したら合格することができました。(映像)
●一般の後期ともなると一番大事なのは「あきらめない」ということだと思います。精神的にもきつくなってくるので、そこらへんは本当に根性です。(映像)
●私は自己推薦・一般入試(前期)と受験を決めたときは最低でも前期で合格するだろう、どうにかなるだろうと思っていたので、不合格とわかったときはとてもショックでした。私は東北芸術工科大学が第1志望だったので、後期も受験することにきめたのですが、後期は募集定員も少なくもし不合格だったら浪人…と精神的にとてもツラかったです。でも、どうにか合格することができました。私が前期不合格とわかってから入試直前までにした受験勉強の内容は、1:受験学科科目を英語から現社に変え、1ヶ月間1日6〜7時間勉強。(英語は自分ではイケると思っていたのですが前期でできが悪かったので思いきって現社に変えました。)2:実技は構想表現を選んだのですが、効果的な勉強方法がわからなかったので、過去問の参考解答を見たり、通販のカタログにのっているいろいろな商品を見て、改善した方が良い点を考えたりスケッチをしたりしました。最後に構想表現では、ひらめきや発想力が大事だと思います。その為には体調管理をしっかりとして試験前は早めに寝るようにしましょう。(生産デザイン)
●私は初め全く違う大学を目指していましたが、3年の春からある先生から進路相談を受けて、色々考えた結果、貴学への進学へ希望変更しました。最終的に貴学に決めたのは3年の夏で、自己推薦の準備は学校の様々な事業とかさなり心身共に大変になって思うように進めることができませんでした。それに私は油は描いていましたが、道具の使い方や描き方が、自分に身についていませんでした。そしてそのまま受験になってしまったので、結果はやはりだめでした。しかし、それによって自分のレベルを知ったと共に、試験の雰囲気を知れたので、自分にとってこの試験はとても大きいものとなりました。これが終わったすぐに「直前セミナー」がありました。セミナーに間に合うように家で初めての自画像を描き、先生方から多くの知識を得、他の人の作品によっても益を沢山得ることができました。このセミナーを期にアドバイザーの方の援助によって洋画の先生に個人的に見てもらう機会が与えられました。多くの益と励ましをいただき、練習する度に筆や絵の具の使い方や画面のつくり方など少しずつ自分らしい描き方をつかめてきました。又、知り合いの方の様々な励ましやアドバイスがすごく力になっていたのも感じました。そして前期当日…緊張し、思うような色を出せず、構図もうまくいきませんでした。学科の方も頭が真っ白になり、全然書けませんでした…やはり結果はだめ。もうチャンスは1回しかありません。しかし後期はレベルも高くなり、課題も難しくなりますし、倍率も前期の倍です。自分には他に何の進路も考えていなかったのでとにかく必死に取り組みました。今までの試験のことを思い出し、とにかく「緊張せず…周りを見ず、落ちついて」というのを心にとめました。学校の先生方や、友人、周囲の方々に多くの協力をいただき練習をしました。そして最後の試験がやってきました。例年にない男性のモデルが出てきてかなりあせりましたが、自分が決めた言葉を何回も思い出しました。祈り、気持ちを落ちつかせ、野性の感を信じ筆を置いていきました。試験であんな楽しく満足して描けたのは初めてでした。…結果は補欠の第1位…何ともいえない気持ちで最終の電話を待ち、結果は“合格”自分はもちろん周りの人、自分のことを応援して下さった全ての人が心から喜んで下さいました。そして私の受験が終わりました。私は本格的に受験生になったのは12月ぐらいだと思います。(やっと身についてきたのは)そんな人が来年の人に残せる言葉なんかはありません。それに私は周りの人や環境にとても恵まれていたので、できました。でも、とにかくチャンスは逃さずに自分からあきらめないということを伝えたいです。(洋画)
●AO、推薦、前期が駄目でも、気力を振り絞って後期を受けてみて下さい。駄目でもともとでもいいのです。(未来デザイン)
●自己推薦や前期に落ちても、「芸工大に入りたい」と思ったら後期まで粘り抜いて頑張る。(日本画)
2006.02.22:入試課1
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