TUAD blog/入試課

▼本田技研スケッチセミナーレポート

先週金曜日、「キャリアプランニング」という授業で、本田技研研究所和光研究所よりデザイナーの方お二人をお招きし、

「ホンダのものづくりの原点(考え方)」

というテーマで講義をいただきました。

本学は社会との接点が他大学に比べて多いとは言え、実践の現場でデザインがどのようなポジションで、どのような役割を果たすのか、という生の声を伺うことができるこのような機会は大変貴重なものと言えます。

さらに午後からは、「スケッチセミナー」として直接本学学生に対して御指導をいただきました。その様子をレポートします。
※スケッチセミナーは授業ではなく、希望者が参加できるセミナーです。

(最近車ネタが多いですが、いつも車ばかりやっているわけではありませんからね)


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四輪と二輪で希望別に別れて実習(レンダリング)です。。
2・3年生あわせて参加人数は50名。昨年より多くの学生が参加してくれました。

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画材はコピックなどです。

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取り組んでいる学生は真剣そのもの。
こういったチャンスにどんどん顔を出すことが、自分のレベルアップにつながります。

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これを
「わたしは車のデザインには興味ないから〜」
「わたしはプロダクトデザインが専攻じゃないし〜」
なんて言っていると、レベルアップの機会を逃してしまうんです。

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チャンスと見たらどんどん顔を出す!
これが大学で成長する人の特徴。
大学では高校までのように「○○しなさい」なんてことは言われない。

自分から動いて行かなければ何も身につかない世界。


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もちろんどんどんいろいろな分野、領域に顔を出す学生の方が自分が望む就職を叶えているということは、言う間でもありません。

デザイナーさんは本学の学生に対する印象を、
「東北芸術工科大学の生徒の皆さんは、こちらが予想していた以上に、スケッチ(車だけでなく)に対して熱心であることと、勉強されていることに驚かされました」と語ってくださいました。

そして、このセミナーを担当した大学事務局就職支援室スタッフから。

「コンピュータで描いた線と、実際に手で描いた線の違いをとても感じました。
実際に手で描いた線は、コンピュータで表現しきれない微妙なニュアンスをもたらしてくれます。最近は、あまり実際に手を動かさないでデザインするのが普通になってきていますが、手を動かすことによって新たな展開が生まれることもあるので是非続けて欲しいです。」

そして、

「いろんな経験を通して、卒業後の進路や自分の可能性に結びつけて欲しいです。」


というわけで、本田技研スケッチセミナーレポートでした。
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2005.10.26:入試課1

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