食のめざまし時計プロジェクト

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昨日のお昼は、おにぎりのテークアウトにした。
山形市城南町、城南陸橋の西に評判の おにぎり専門店がある。
オコメカフェ「森のたんぼ」という。知る人ぞ知る、このお店は、飯豊町の米の産地問屋「マルシチ米穀」の息子さんが、開業したもので、父上は先回、飯豊町町長に選ばれた方である。

●注文を受けてから握るので、温かいご飯にパリパリの海苔、一口食べると、口の中に米の甘みと具の旨みが、じわじわっと広がっていく。
お米大好き人間にとっては、こたえられない。

●おにぎりの種類も20近くあり、季節のおにぎりとして、今は、「ふきのとう」が旨い。 おにぎり弁当はもちろん、かわいいプチおにぎりを12個詰め合わせた「パーティパック」もある。 オコメコーヒー、オコメココアといったドリンクまであるから驚きだ。

●店内にはイートインコーナーもあり、ランチにおにぎり定食セット、おやつタイムにお団子やお餅を、その場で食べることもできる。

●おにぎりをフードビジネスにした創造力はすごいと思う。やはり、お米に愛着心の強いお米屋さんの発想だと思った。おにぎりは、世界に誇る「日本のファストフード」であり、中身は「日本のスローフード」でもある。

      やっぱり、コメのメシは、旨い!


    <食のめざまし時計> 代表 狐山 伯堂 (本名 小山博道)

昨日、久しぶりに「山形北町食堂]で、昼ごはんを食べてきました。
ここは和食中心の、今ふうの定食屋で、大学食堂、社員食堂のようなセルフサービスの食堂です。 大阪のフジオ・フードシステムが経営する「まいどおおきに食堂」の地方のFC店だと思うのですが、山形市には、「南四番町食堂」と、2店があります。

●ここの魅力は、昔ながらの「おふくろの味」が多く、ご飯も羽釜で炊きたてを出してくれます。 そして、お値段も安く、リーズナブルです。
昨日は、煮サバ、ひじき、卵焼き、味噌汁、ご飯で合計673円でした。

●高級なメニューはありませんが、家庭のふつうの食事の献立が揃っていてとても健康的、サラリーマンから、若いご家族、老年夫婦まで、広い層に愛されているようです。

●家庭で少量を、わざわざ作れば、高上りになりがちな伝承の料理が、ここで、安く、好きな時に味わえるのがいいですね。
食生活の洋風化で、動物性蛋白や脂肪に片寄った食生活をしている現代人にぜひ利用してほしい、おすすめの食堂です。


    <味のめざまし時計> 代表 狐山 伯堂 (本名 小山博道)

八木澤商店の名物に「キュウリの一本漬」がある。このキュウリがまたすごい、完全な自根キュウリなのだ。 現在、多く出回っているキュウリは、かぼちゃに接ぎ木して品種改良したもの。

本来のキュウリが皮に出す白い果粉は残留農薬と間違われてしまうとか、トゲトゲがキュウリ同士の表皮を傷つけるとかいった理由で敬遠され、表皮が固く鮮度が長持ちするもの、そして病気に強いものに改良された。しかし食べてはキュウリ本来の味わいと離れたものに変化したのです。

●河野さんの奥さんが漬けもの部門を担当し、近くに漬け物工場を持っているが、ご夫婦ともに、どうしても自根キュウリの、あのパリッとした歯触りで漬けものを漬けたかったという。
自根キュウリとは、文字どおり自分の根で土壌の養分を吸いあげるキュウリの事です。

●そこで、周りの農家にお願いしたが、リスクの多い自根キュウリの栽培に協力する者はいない。仕方なく、農地を求めて、自分たちで作ることにした。

●東京銀座で行われた三陸の物産展で、この自根キュウリが、試しに出品されたところ、2日間で900本が完売した。一本100円で売ったこのキュウリの値打ちのわかる人が多く居たという自信から、いまや陸前高田のキュウリのほとんどが、自根になったという。

●この自根キュウリの「一本漬」は当店でも、人気商品でしたが、いまは、もう入手不可能となりました。いづれ、八木澤商店が復活したとき、必ず再商品化されると、期待しています。

               (写真は平成18年、自社のキュウリ畑)


 <食のめざまし時計> 代表 小山 博道(ワンストップこやま元店主)


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