食のめざまし時計プロジェクト

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永田農法では、植え付けの前に液肥を施しておく。
窒素、リン酸、カリだけを含んだもので、300〜500倍に希釈して、ジョウロで撒く
永田農法では、基本的に、水やりはせず、その代わりに液体肥料を水で薄めたものを週1回くらい撒きます。


●固形肥料や堆肥などを施した場合は、灌水や雨水によって栄養分が溶け出して、初めて植物が吸収する。
栄養素が、はじめから水溶液になっていれば、吸収も早いわけだ。


●固形肥料を使うと、どうしても過分な肥料が畑に投入されがち、今の日本の畑の最大の問題は、残留肥料による「富栄養化」だ。
今の日本の畑は、ダイエットが必要と云われている。


●液体肥料なら、植物が吸収しない、余分なものは、水とともに流れ去るので、過分な肥料が蓄積される事はありません。


●液体肥料は、いわゆる化学肥料ですが、リン酸や、カリは、天然の鉱物を砕いてとったものであり、窒素も大気に大量に含まれるものと同じものを化学的に固定したもの。
毒性が心配されるものでもないし、未知の危険性が、あるものでもない。


 
  昨日、今日と苗を買ってきた。 キュウリの支柱とトマトの
  雨よけテントも設置した。
  明日は、いよいよ植え付けにかかる。これからが本番だ。


        <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 狐山 伯堂




山形のホームセンターをさがしても、どこでも扱ってなかった ケイカル(珪酸カルシウム)が、山辺の「コメリ」に置いてあった。
ここは、周囲が農家の地域だから、有ったのかもしれない。

●20kgの大袋で、なんと、¥448という安さ、しかも製造、鹿島ケイ酸株式会社のものだ。

おなじ、メーカーのものをネット通販で買ったが、こちらは、¥1.380、送料が、¥990、手数料が¥189で、合計¥2.559と6倍ちかい、高い買い物となった。

●ケイカルは、珪酸とカルシウムのほかに、マグネシウム、マンガン、鉄、リン酸、ほう素など、微量要素を、多く含む優れた肥料で、水稲には、欠かせないものだそうだ。米作プロ農家はJAから買っているのでは?

●畑地の酸性土壌中和にも効き,消石灰にくらべて、酸性を直す速度が、ゆるやかで、効果が長続きするため、永田農法の必須の資材である。

   シロート百姓は、何も知らないので、こんなムダな出費をする。
   来年からは、この「コメリ」で買えばいいのだ。
  
        試行錯誤で、ひとつ、賢くなったなぁ。


        <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 狐山 伯堂





一般の農法では、養分がタップリある肥沃な土でなければ、いい野菜はつくれないと思われています。

●しかし、永田農法では、やせた土地でつくる事が前提で、肥沃な土壌は不要、しっかりと根を張る事ができれば、余計な肥料など与えなくとも植物は自分で土の中から必要な微量要素をとりこむ事が出来るのです。

●次に大切な事は、「水はけ」と「通気性」が良い事です。
乾燥しがちな環境でこそ野菜たちは、わずかな水分を求めて、ぐんぐんと根を伸ばし、たくましく成長するのです。
細かい砂利や小石、土の塊などが残っていても、取り除く必要はない。
むしろ、残しておいた方が通気性は良くなるという考えだ。

●3つ目は、「清潔な土」である事。動物性の堆肥を使ってきた当家の畑がアブラムシに好まれ、病気にもかかりやすく、どうしても、農薬に頼るという皮肉な結果を招いた事からも、うなずける。

●畝(うね)の高さは、ふつうは、10cm位でしょうが、水はけの良くない土の場合、15〜20cm、理想は、30cmと高めを指導されています。

  永田農法は、別名、「スパルタ農法」と云われるように、作物自身が持  つ生命力を信じて、過保護にならないよう配慮します。
  自立心のある子供の育て方と、共通するものがあり、面白い。


 
        <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 狐山 伯堂

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