こやまノート

▼<め> エゲレスに恋いして Nトワイニング紅茶とアールグレイ

           <食のめざまし時計プロジェクト> です。
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土屋 守著「紅茶のある風景」(曜曜社)によると、トワイニングの歴史は、そのまま、イギリス紅茶の歴史でもある。
トーマス・トワイニング(1675〜1741年)が、トム・コーヒーハウスを開店したのは、1706年のことである。
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この店は、女子禁制であったが、当時隆盛をきわめていた。
しかし、アン女王が、毎朝、紅茶を飲んでいるという噂が、ロンドン市民の間に広まり、女性たちが、こぞって紅茶を求めだした。
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トーマスは、いち早く隣の建物を買って「ゴールデン・ライオン」という紅茶専門店を、1717年にオープンさせた。 ここは、女性も入場できたため、女性客で、おおいに賑わった。
 現在、ロンドン、ストランド街216番地にあるトワイニング本店は、この建物をそのまま利用したもので、観光コースにもなっている。
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私の好きな紅茶は、アールグレイである。
これは、フレイバーティーの一つで、中国紅茶を主としたブレンドティーに「ベルガモット」で香り付けを行ったものである。
独特の芳香と、さわやかな飲みくちは、ストレートでも、ミルクでも、さらに、アイスティーにしてもいける。
最近では、女性を中心に再び人気上昇中です。
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19世紀前半に外交使節として中国に行ったグレイ伯爵が、現地の古老から、ブレンドの秘法を、教えてもらい、それを、ロンドンの紅茶商、ジャクソン商会に伝授したのが始まりだそうです。
アールグレイとは、まさに、グレイ伯爵(アールは伯爵の意)のことである。 トワイニングにも、もちろん、アールグレイのリーフとティーバックが、定番で揃っています。 (続く)
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       <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 小山 博道
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2012.04.09:onestop

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