こやまノート
▼<め>食前、食後、仏式の作法 23.6..13
<食のめざまし時計プロジェクト>です。
私の家の菩提寺である山形市の「実相寺」に法事で昨日、伺いました。
そのおり、庫裡の欄間に写真のような、食前、食後に唱える言葉が掲示されていました。
このお寺のご住職によりますと、浄土宗の総本山、知恩院(京都)に行かれたとき、そこの食堂に、このような言葉が貼られてあったのを書き写してきたとの事でした。
食べる事は,他者の生命を奪う行為であり、食べ物を日々苦労して育てた人や自然の恵みがあってこそなのである。食べ物を感謝して頂くことは人間として当然のマナーだと思います。
そういえば、キリスト教の信者も、食事の前に家族全員でお祈りをして、十字を切り、アーメンを唱えてから、食事を始める光景をよく見ます。
日本の仏教においても、おなじように感謝の言葉で唱和し、念仏十念といって”南無阿弥陀仏”を十回唱える作法になってます。(浄土宗)
●食糧の廃棄率は日本が、世界一と聞く,飢餓で苦しむ発展途上に人たちも多い、日本においても、被災地では食糧の不安に見舞われた。
「食べられる事の幸せ」を私たちはもう一度、認識して、仏教徒でなくとも
「いただきます」「ごちそうさま」が自然に云える家庭にしたい。
<食のめざまし時計プロジェクト> 代表 狐山 伯堂
画像 (小 中 大)
2011.06.13:onestop
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