こやまノート
▼■魯山人流、私の納豆道 (発酵食その2 ) 4/13
私の朝食は、炊きたてのご飯に、味噌汁、ぬか漬け、納豆という、いつもお決まりのパターンです。
昔から納豆をかき回すのは、お父さんの仕事ときまっている家庭が多いようですが、我が家でも、毎朝、私がやっております。
食聖、北大路魯山人は、納豆の練り方について、次のように記しています。
●「納豆の拵え方は、練り方の事である。
この練り方がまずいと、納豆の味が出ない。 納豆を器に出して、それに何も加えないで、そのまま,2本の箸でよく練り混ぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。
蓮から出る糸のようなものが、増えてきて、固くて練りにくくなって来る。
この糸を出せば出すほど納豆は美味しくなるのであるから、不精をしないで、また、手間を惜しまず、極力ねり返すべきである。」
(平野雅章著 「魯山人味道」 中公文庫)
私も、せめて、納豆ぐらいは、魯山人を見習いたいと、毎朝、毎朝、 懸命に納豆を回しつづけている。
<食のめざまし時計> 代表 狐山 伯堂 (本名 小山博道)
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2011.04.13:onestop
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