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▼さくら「草岡の大明神さくら」

品種はエドヒガン。根周り11.10m、目通りの幹周り10.91m、樹高18.80m。枝張りは、東へ11.20m、西へ13.80m、北へ11.20m、南へ10.80m。

 かつて、大明神桜は枝の広がりが一反歩(991.74u)にも及び、家を覆っていたと言われています。言い伝えによると、伊達政宗が14〜15歳の頃、鮎貝の合戦に初陣として加わった際、戦いに敗れ、この桜の洞に隠れて難を逃れました。このため、後に家臣を遣わして保護にあたらせたということです。

 地域では、春の農作業の種まき時に桜が開花するので、種まき桜とも呼んでいます。

 見る角度によって2本にも見え、樹高・目通りとも『伊佐沢の久保桜』を上回る巨木です。幹の根元は空洞化していますが、不定根が幹化し、次世代への着実な歩みが感じられます。平成11年の大雪で枝が折れ、翌12年から樹勢回復事業を実施しています
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2007.01.29

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