おばね地域おこし協力隊

▼名木沢のまつり

名木沢区長さんからのお誘いでぜひ祭りを見て経験して手伝ってほしいというご依頼があり、名木沢のまつりに参加してきました。



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朝、神社での祈祷から始まります。名木沢にこんな大きな神社があったのか!と、行かなければわからないことがやっぱりたくさんあるものです。



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お札配りもさせていただきました。名木沢は広いため何班かに別れ一軒一軒家を回っていきます。お年寄りのひとり暮らしのお家もあり、「元気だかぁ?」と会話をしながら廻ります。集落を見廻るという意味でも祭りは大切なものです。



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そしてお昼ご飯です。どの地区のまつりでも赤飯はかかせません。山形の赤飯はとにかく米がいいからうまいんです!



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そして午後から子供たちの出番です。子供御輿と花笠おどり行脚がはじまりました。地区地区に移動しては御輿を担いで回り、花笠おどり(名木沢流)を踊って見せます。ばあちゃんたちがいっぱい集まって来て、なんとも言えないいい顔で笑うのです。なんというか子供でなければ作れない笑顔なんですよね笑
祭りの本来の意味を感じるような気持ちになりました。



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役目が終わったら子供たちは出店に夢中です。出店ってまつりの雰囲気がでるから大事ですよね。水あめとかくじ引きとか昔よくやりました。ちなみにどんどん焼きや玉こんにゃくはこちらでしか味わえません。九州にはないんですよー。



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そして暗くなってくると若者の時間がやってきます。名木沢友志會(友志會ホームページ)の登場です。結成から6年、名木沢の祭りに御輿を!と若者の有志で結成。御輿も全て手作り。年々入会者も増え、歴史の長い尾花沢の友愛会との友情が今の名木沢まつりを盛り立てています。血と汗がにじむ努力で今も継続しています。

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気付けの言葉、大きな掛け声と共に御輿がスタートします。御輿担ぎ僕も参加させてもらいました。


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初めての御輿担ぎは想像を簡単に超えました。重い、痛い、きつい。華やかなイメージしかなかった分、衝撃でした。しかし、それでサボれば祭りは盛り上げられず仲間に負担がかかります。息を切らし大変な思いをして御輿を担ぐのは地元への「愛」がないとできないと強く感じました。そういった思いをもった若い人がこんなにもいるということは名木沢の宝物です。



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そして反省会。このひと時のためにがんばると言っても過言ではないこもしれない尾花沢の酒飲み。飲んで語って笑うそれが大切なことだと常日頃感じます。 
 その後反省会も終わり、ふらふらしながら阿部区長のお家に帰宅。どうしようもない自分を一泊させてくれました。布団の中で興奮冷めたあとにやってきた肩の激痛を愛しく思いながらその日はバタリと倒れました。




名木沢のみなさま。朝から夜まで受け入れてくださって本当にありがとうございました。


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2012.05.16:obanenouta

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