NPO法人美しいやまがた森林活動支援センター

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 明けましておめでとうございます

 皆々様には希望旺盛な新年をお迎えのことと拝察いたします。
 私達も法人設立から18年目を迎えることができるのも、皆々様のご指導、ご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
 昨年は、大谷翔平選手の活躍はじめスポーツの話題に元気を貰った一方、様々な不祥事がニュースになり、政治家の金にまつわる嘆かわしい事件も次々と報じられた年でした。私達が次の時代に残すべき森林資源の管理は見向きもされず、せっかく戦後植林した樹木の森も荒廃が進んでいます。地方の土砂災害への手当てもままならない中、都会のコンクリート造りの山のような高さの建物が乱立する様を見るにつけ、近い将来取り返しのつかない国土となるのではないかと心配しています。
 かつて米沢藩では、吉野川源流域の白鷹山山麓333町歩の水源林に名字帯刀を許し扶持米を与えて山守を住まわせ、流域の住民も昭和40年代までその暮らしを支えてきた歴史があります。絶やすことなく続けてきた国土森林資源を守るには、そこに住む担い手たちの生活を支える、事業補償の制度を考える必要があります。
 今年も私達はこれらの運動を精一杯進めてまいりますので、何卒ご指導、ご支援賜りたく願いして、新年の御挨拶といたします。

令和 6年 元旦
NPO法人 美しいやまがた森林活動支援センタ―
理事長 織田 洋典

9月28日、南陽市梨郷にある「龍樹の森づくり」の里山に、置賜一円から林業関係者や「緑の少年団」が一同に会し『おきたま森の感謝祭』(主催:山形県・南陽市・置賜地域林業推進協議会)が開催されました。

当支援センターからは、織田理事長、恩地理事そしてアルプホルンクラブが参加しました。

開会に先立ち、当アルプホルンクラブが森に木霊するファンファーレを演奏。梨郷小学校全校生徒による合唱とともに大会来場者を歓迎しました。


大会会長の白岩孝夫南陽市長のあいさつでに始まった式典では、緑化功労者と緑化運動標語・ポスターコンクールの表彰や、吉野緑の少年団と梨郷小学校による「森づくりリレー旗」の引き継ぎが行われました。
 

式典終了後には参列者代表による植樹と天皇陛下御即位記念植樹、そして置賜の森作り関係団体による多彩な体験コーナーで賑わいました。
 
記念植樹する織田理事長         賑わうクラフト体験コーナー

山菜と餅の入った「龍樹鍋」の振る舞いは大好評でとても美味しく頂きました。さすが梨郷地区の皆さん、おもてなし上手です。

こうした森づくり関係者と一般市民や子どもたちの楽しい交流が、きっと令和の時代の美しい森づくりへと繋がっていくことでしょう。

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