杉木立の手前の畑が私たちの大豆畑です。
収穫時期と梅雨の時期の長雨にいつも泣かされる大豆でしたが、今年の大豆は見事な畑になりました。これも偏にシルバー人材センターの方々の手取り除草によるご尽力いただきました結果だと感謝申し上げます。
この大豆は、豆腐用、味噌用、ソイバー用、団子のぬた用にと使用されます。全部で1.8ヘクタールあります。品種は「里のほほえみ」です。農薬・化学肥料・除草剤を一切使用せずに栽培しています。
この畑は、3年前に地域の仲間で立ち上げた「グレイナリー白鷹」で遊休地を開墾したものです。畑の端から端までおおよそ300メートルはあろうかという畑なのです。
天候に泣かされるのは百姓の常ですが、世界のあちらこちらでものすごい洪水ばかりで、自分の畑が素晴らしいとばかり喜んでいられないのも地球規模での食糧事情です。白鷹町や置賜におきましても大変な豪雨と被害が昨年に引き続きございましたから自然災害の恐ろしさと救済への手立てが本当に具体的に求められているんですね。
弱者の泣き寝入りということだけはなくなればと思うのですが。ワーカーズコレクティブとか真剣に考えるこの頃です。田舎には、競争より協力のほうがはるかに似合うと思うのですが。