farmer`s column「我田引水」
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新庄芋煮
明日は、馬見が崎で60人規模の芋煮会に、家族で参加予定です。
内陸の「醤油牛芋煮」、庄内の「味噌豚芋煮」の対決??
ということだってので、わが最上も「味噌醤油混合豚芋煮」で、参戦することになりました。
新庄でも、作る家では作るけど、知らない人は知らない、いま一つメジャーではない?芋煮です。
しかし、味は絶品。この濃厚な味わいを武器に、参加者全員を唸らせたい〜と思っています。
新庄と言っても、味噌豚の家もあれば、醤油牛の家もあり、家により様々です。
鳥を骨ごと入れる「鳥丸ごと醤油芋煮」というの所もあるようです。
同じ所で全く別々な芋煮というのも、芋煮の懐の深さ?を感じます。
「最上芋煮マップ」なるものを作成し、歴史と味の分布を調べるのも面白そうですね。
昨日は、芋煮会に向け、里芋ほりをしました。(写真)
今日は芋の皮を剥き、明日に備えたいです。(量が量なので、かなり大変そう〜)
アレンジバージョンとして、ネギの代わりの薬味として○○○○も準備予定。
(○○○○は、後日発表!!)
先日、家で試食会をした時は、なかなか変わり種で美味しかったです。
こちらの反応も楽しみ。
カミさんとあーだこーだ言いながら最終準備をしているところです。
あとは、好天を祈るばかり。
石井昭一
2009.10.10:
nosya
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どじょう
水田から土を採取し、土壌分析の準備をしました。
土壌分析は、いわば圃場の健康診断。
健康状態に合わせ、入れる肥糧分の調整をしていきます。
もちろん、来春に向けての準備です。
バケツを持って田んぼを回り、5か所から土を採取します。
パン生地をこねるように?よく混ぜ合わせ、
500g程度を分析にかけます。
分析器を持っているわけではないので、分析所に送り、
やってもらうことになります。
今回は9か所の圃場から採取しました。
以前からのデータと比べるのも面白いです。
とかく、土の上の「実った稲」だけを見た稲作になってしまいがちです。
でも、それを育てた根こそ大事なはずです。
その根が張るのが「土」です。当然ですが〜
これからも、「土」を大事にする農家でありたいです。
2009.10.08:
nosya
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非農業経営者
「農業経営者」という言葉があります。(雑誌もありますが・・)
農業には「経営者」が無く、「農作業労働者」のみがいて、
経営は「行政」なり「農協」がやっていた。
農家も「経営者」たる自覚を持て!
との想いからの言葉でしょう。
ただ、自分としては今一つ好きになれない言葉です。
「農家」でいいんじゃない?
「百姓」でいいんじゃない?
と思っています。
もちろん、その言葉にかける「想い」は充分にわかります。
「人のせいにせずに、自分で道を切り開いて歩いていく」
ことは、大事に思っています。
でも、もうちょっと肩の力を抜いて、ナチュラルでいいんじゃない?
と、思ってしまいます。
しょせん、「農業経営者」になれない負け惜しみなんですけどね〜
どちらにせよ、言葉は言葉。大事なのは中身。
自分の道を食べる人に評価してもらえる農業でありたいです。
(写真は、朝日新聞 be on Saturday フロントランナー Agrizm編集長紹介記事)
石井昭一
2009.10.07:
nosya
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オオカミ少年
昨日は、有機栽培コシヒカリの稲刈りをしました。
今年も「雑草だらけ」となってしまいました。
毎年、準備万端取り組んでいるはずが、
やはり、雑草の生命力にはかなわないのでしょうか〜
収穫量が少ないということは、収入が少なくなるということ。
経営的にも大きな痛手です。
ただ、一番困ることは、お客様にお届けできる量が少なくなることです。
毎年ご予約をいただき、待っていてくださるお客様に、
「すみません、収穫量が少なくこれしかありません・・・」
とお断りすることは、とても辛いものです。
自分自身、毎年「今年こそは大丈夫です!!」なんて言ってる
オオカミ少年か?なんて思ってしまいます。(年齢的には中年ですが・・・)
ただ、それが現状であり、現実であり、そのことを受け入れ、
お付き合いしてださるお客様には、「感謝」しかありません。
あるがままを、受け入れてくださる方がいれば、「食品偽装」も
かなり減るのではとも思います。
もちろん、生産者が「あるがまま」を説明する勇気が必要ですが。
オオカミ少年を恐れず・・・
石井昭一
2009.10.06:
nosya
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最上かぶ
今日も、「最上かぶ」の間引きの浅漬けを食べました。
泥つきを、スポンジで洗っている時から、カブのいい香りがしてきます。
葉を短く切り、カブは細切りにして、塩漬けの紫蘇の実を入れます。
よく揉んで、しばらく置くと、出来上がり。
シンプルな味ですが、美味です。
(ちなみに、洗ったのは僕。切ったのはカミさん。
紫蘇の実を入れたのはカミさん。揉んだのは僕、という分業?でした。)
カブが大きくなるのが楽しみです。
石井昭一
2009.10.03:
nosya
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バケツ稲
先日、子供たちが「バケツ稲」(もち米)の稲刈りをしました。
春に、田植えをして余った苗を、各自バケツに移植。
有機肥糧の元肥だけで、後は農薬・化学肥料不使用。
まったくの放任栽培。水でさえ、ほぼ雨水。
こんな状況下でも、稲は元気に育ってくれました。
一握りの株にしかなりませんでしたが、刈り取り、
軒下で自然乾燥中です。
全ての稲刈り終了後、収穫を感謝し餅をつくのですが、
その時には、「バケツ稲」の餅をつきたいと思っています。
昔ながらの、一升瓶に米をつめ、精米してみたいな〜
なんて、今から考えているところです。
石井昭一
2009.10.02:
nosya
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田舎力
金丸弘美著「田舎力」を読みました。
アチコチの書店で探したのですが、見当たらず、
結局Amazonで買いました。
とても良い本ですので、いろんな書店に置いてほしいですね〜
「田舎をどう活かし、どう創るか」という本です。
昨日の新聞によれば、わが新庄市が実質公債比率が25.9%となり、
県内で唯一「早期健全化団体」となったようです。
危機的状況は前からわかっていたことであり、
来年は25%を切れるだろうとの見込みのようです。
もちろん、自分の農家の経営が重要であり、この農業情勢で
どういう経営をしていくか、難しい時期です。
でも、結局は「地域なくして成り立つ」ものではなく、
自分の元気さも地域の元気さもイコールになっていくのでしょう。
地域的に、何か格別な活動をしているわけでもないのですが、
何とか「元気な地域」が創れないか、そんなことを考えます。
本の副題にもある通り、「ヒト・夢・カネが集まる」、
そんな地域であってほしいです。
自分には、何ができるのだろうか〜
「小さなことからコツコツと」、なんでしょうけどね。
石井昭一
2009.10.01:
nosya
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錯誤
稲刈りの合間を見て、ニンニクの種選別をしています。
まだ100kg以上も未選別があり〜
先が見えません。
今日稲刈り中に、コンバインの走行用のベルトが切れ
走行不能になってしまいました。
農器具店に連絡し、修理を頼みましたが、
待ち時間にニンニクの種選別をしていました。
自分の技術の無さゆえではありますが、
「どの種が良く、どの種が悪いか」というのがよくわかりません。
というか、「種としてセーフかアウトか」ということです。
もちろん、ほとんどの物が発芽し、成長するのでしょう。
ただ、病気に負けず、大きなニンニクの球へと成長してくれかが、
問題となります。
結局は試行錯誤しながら見つけていくしかないんでしょうね〜
(いまだに全てが試行錯誤のような農業ですが・・・)
石井昭一
2009.09.27:
nosya
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間引き
稲刈りも中盤となってきました。
天気が良く、とりあえずは順調ですかね。
夕方、カミさんが「最上カブ」という地カブを間引いてきました。五ミリほどの可愛い太さでした。
浅漬けにして食べましたが、ちゃんとカブ味がしました。当然か〜
収穫出来る晩秋が楽しみです。
石井昭一
2009.09.26:
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雨に〜
今日は曇りの予報。
当然、稲刈りの予定が〜
朝からの雨に阻まれました。
でも、こんな日こそやらなければならない仕事もあります。
産直のお客様にお出しする「案内文」をようやく作製しました。
他の仕事に追われ延び延びとなってしまっていました。
文章をひねり出し、なんとか発送出来そうです。
とりあえず一安心。
終了後は「籾摺り」をしました。
収穫・乾燥した籾から、籾殻と玄米を分ける作業です。
その後、選別機にかけ袋詰・出荷となります。
写真は「もち米」
皆さん、新米もち米、是非お召し上がりください〜
石井昭一
2009.09.22:
nosya
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旬恵祭〜その後
昨日一日の出店でしたが、カミさんが旬恵祭行ってきました。
色んな人と出会え、かなり楽しかったようです。
カミさんの帰りが遅かったため、僕が枝豆を茹でてみました。
有名品種でもなく、ただの味噌を煮るための大豆の枝豆です。
無施肥栽培なのですが、かなり旨かった〜
ウチのジーさん栽培の秘伝豆より、かなり旨かったです。
品種も、もちろん大事な要因ですが、栽培方法もかなり大事だな〜
と実感させられました。作物の力なんでしょうね〜
さて、僕は作物の力を本当に引き出しているんだろうか〜
〜自戒を込めて〜
石井昭一
2009.09.20:
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旬恵祭
稲刈り真っ只中であります。
始動した民主政権も
農政は霧の中。
今朝の天気のように深い霧。
霧が明けたとて、晴れはのやら曇りなのやら。
それはさておき、
今日は、山形「旬恵祭」
山形駅西口で開催されます。
ウチでも出店します。
置賜ブロック「スローフード山形」ブース内です。
新庄なのに置賜ブロック?というところは気にせずに。
カミさんがウチの農産物のPR?をしてきます。
ニンニク・トマト・新米もち米等々
少量ですが、お勧めの一品(逸品?)です。
是非のご来場を〜
石井昭一
2009.09.19:
nosya
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元気
今年もニンニクに挑戦すべく、一昨日肥糧を散布し、今日耕しました。10月中旬植え付け予定です。
もちろん、季節は政治情勢を待つわけもなく。農家としては、淡々と作業を進めるのみです。
民主党政権誕生。
農政はどう変わるんでしょう〜
元気が出る「農家・農村」が築ける農政を期待したいです。
赤松大臣!、一緒に頑張りましょう〜。
石井昭一
2009.09.17:
nosya-m
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雨〜
今日は、朝から雨。
稲刈り予定だったのに〜
と思いきや、天気も回復し、稲刈り日和となりました。
コンバインを田んぼへ移動し、「始めるぞ〜」の瞬間、ポツポツと雨。
どうせ今日は試運転。田んぼ一枚だけ刈り取り予定だったので、強引に刈ってしまいました。
刈り終えると本格的な雨。
何とかギリギリセーフとなりました。
もちろん、またしばらくすると晴れて〜
何とか心と秋の空ですかね。
明日からの好天を祈るばかりです。
石井昭一
2009.09.15:
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秘伝
今日は、久々に御天道様を見た感じです。
会いたかった〜
そろそろ稲刈りをすべく、作業舎の掃除をしました。
籾由来の埃は、体がチカチカしてしまいます。シャワーで流しても、何だか落ち着かない感じです。半分は気のせいかも〜
晩酌のツマミは秘伝豆とアサツキの酢味噌あえ。
山形の旬を味わっています。
石井昭一
2009.09.14:
nosya-m
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