farmer`s column「我田引水」

farmer`s column「我田引水」
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明日は、馬見が崎で60人規模の芋煮会に、家族で参加予定です。
内陸の「醤油牛芋煮」、庄内の「味噌豚芋煮」の対決??
ということだってので、わが最上も「味噌醤油混合豚芋煮」で、参戦することになりました。
新庄でも、作る家では作るけど、知らない人は知らない、いま一つメジャーではない?芋煮です。
しかし、味は絶品。この濃厚な味わいを武器に、参加者全員を唸らせたい〜と思っています。

新庄と言っても、味噌豚の家もあれば、醤油牛の家もあり、家により様々です。
鳥を骨ごと入れる「鳥丸ごと醤油芋煮」というの所もあるようです。
同じ所で全く別々な芋煮というのも、芋煮の懐の深さ?を感じます。
「最上芋煮マップ」なるものを作成し、歴史と味の分布を調べるのも面白そうですね。

昨日は、芋煮会に向け、里芋ほりをしました。(写真)
今日は芋の皮を剥き、明日に備えたいです。(量が量なので、かなり大変そう〜)
アレンジバージョンとして、ネギの代わりの薬味として○○○○も準備予定。
(○○○○は、後日発表!!)
先日、家で試食会をした時は、なかなか変わり種で美味しかったです。
こちらの反応も楽しみ。
カミさんとあーだこーだ言いながら最終準備をしているところです。

あとは、好天を祈るばかり。


石井昭一

水田から土を採取し、土壌分析の準備をしました。
土壌分析は、いわば圃場の健康診断。
健康状態に合わせ、入れる肥糧分の調整をしていきます。
もちろん、来春に向けての準備です。

バケツを持って田んぼを回り、5か所から土を採取します。
パン生地をこねるように?よく混ぜ合わせ、
500g程度を分析にかけます。
分析器を持っているわけではないので、分析所に送り、
やってもらうことになります。

今回は9か所の圃場から採取しました。
以前からのデータと比べるのも面白いです。
とかく、土の上の「実った稲」だけを見た稲作になってしまいがちです。
でも、それを育てた根こそ大事なはずです。
その根が張るのが「土」です。当然ですが〜

これからも、「土」を大事にする農家でありたいです。

「農業経営者」という言葉があります。(雑誌もありますが・・)

農業には「経営者」が無く、「農作業労働者」のみがいて、
経営は「行政」なり「農協」がやっていた。
農家も「経営者」たる自覚を持て!
との想いからの言葉でしょう。

ただ、自分としては今一つ好きになれない言葉です。
「農家」でいいんじゃない?
「百姓」でいいんじゃない?
と思っています。
もちろん、その言葉にかける「想い」は充分にわかります。
「人のせいにせずに、自分で道を切り開いて歩いていく」
ことは、大事に思っています。
でも、もうちょっと肩の力を抜いて、ナチュラルでいいんじゃない?
と、思ってしまいます。
しょせん、「農業経営者」になれない負け惜しみなんですけどね〜

どちらにせよ、言葉は言葉。大事なのは中身。
自分の道を食べる人に評価してもらえる農業でありたいです。

(写真は、朝日新聞 be on Saturday フロントランナー Agrizm編集長紹介記事)



石井昭一

昨日は、有機栽培コシヒカリの稲刈りをしました。
今年も「雑草だらけ」となってしまいました。
毎年、準備万端取り組んでいるはずが、
やはり、雑草の生命力にはかなわないのでしょうか〜

収穫量が少ないということは、収入が少なくなるということ。
経営的にも大きな痛手です。
ただ、一番困ることは、お客様にお届けできる量が少なくなることです。

毎年ご予約をいただき、待っていてくださるお客様に、
「すみません、収穫量が少なくこれしかありません・・・」
とお断りすることは、とても辛いものです。
自分自身、毎年「今年こそは大丈夫です!!」なんて言ってる
オオカミ少年か?なんて思ってしまいます。(年齢的には中年ですが・・・)

ただ、それが現状であり、現実であり、そのことを受け入れ、
お付き合いしてださるお客様には、「感謝」しかありません。

あるがままを、受け入れてくださる方がいれば、「食品偽装」も
かなり減るのではとも思います。
もちろん、生産者が「あるがまま」を説明する勇気が必要ですが。

オオカミ少年を恐れず・・・


石井昭一

今日も、「最上かぶ」の間引きの浅漬けを食べました。
泥つきを、スポンジで洗っている時から、カブのいい香りがしてきます。

葉を短く切り、カブは細切りにして、塩漬けの紫蘇の実を入れます。
よく揉んで、しばらく置くと、出来上がり。
シンプルな味ですが、美味です。
(ちなみに、洗ったのは僕。切ったのはカミさん。
紫蘇の実を入れたのはカミさん。揉んだのは僕、という分業?でした。)

カブが大きくなるのが楽しみです。


石井昭一

先日、子供たちが「バケツ稲」(もち米)の稲刈りをしました。
春に、田植えをして余った苗を、各自バケツに移植。
有機肥糧の元肥だけで、後は農薬・化学肥料不使用。
まったくの放任栽培。水でさえ、ほぼ雨水。

こんな状況下でも、稲は元気に育ってくれました。
一握りの株にしかなりませんでしたが、刈り取り、
軒下で自然乾燥中です。

全ての稲刈り終了後、収穫を感謝し餅をつくのですが、
その時には、「バケツ稲」の餅をつきたいと思っています。
昔ながらの、一升瓶に米をつめ、精米してみたいな〜
なんて、今から考えているところです。


石井昭一

金丸弘美著「田舎力」を読みました。
アチコチの書店で探したのですが、見当たらず、
結局Amazonで買いました。
とても良い本ですので、いろんな書店に置いてほしいですね〜

「田舎をどう活かし、どう創るか」という本です。
昨日の新聞によれば、わが新庄市が実質公債比率が25.9%となり、
県内で唯一「早期健全化団体」となったようです。
危機的状況は前からわかっていたことであり、
来年は25%を切れるだろうとの見込みのようです。

もちろん、自分の農家の経営が重要であり、この農業情勢で
どういう経営をしていくか、難しい時期です。
でも、結局は「地域なくして成り立つ」ものではなく、
自分の元気さも地域の元気さもイコールになっていくのでしょう。

地域的に、何か格別な活動をしているわけでもないのですが、
何とか「元気な地域」が創れないか、そんなことを考えます。
本の副題にもある通り、「ヒト・夢・カネが集まる」、
そんな地域であってほしいです。
自分には、何ができるのだろうか〜
「小さなことからコツコツと」、なんでしょうけどね。


石井昭一

稲刈りの合間を見て、ニンニクの種選別をしています。
まだ100kg以上も未選別があり〜
先が見えません。

今日稲刈り中に、コンバインの走行用のベルトが切れ
走行不能になってしまいました。
農器具店に連絡し、修理を頼みましたが、
待ち時間にニンニクの種選別をしていました。

自分の技術の無さゆえではありますが、
「どの種が良く、どの種が悪いか」というのがよくわかりません。
というか、「種としてセーフかアウトか」ということです。
もちろん、ほとんどの物が発芽し、成長するのでしょう。
ただ、病気に負けず、大きなニンニクの球へと成長してくれかが、
問題となります。

結局は試行錯誤しながら見つけていくしかないんでしょうね〜
(いまだに全てが試行錯誤のような農業ですが・・・)


石井昭一

稲刈りも中盤となってきました。
天気が良く、とりあえずは順調ですかね。

夕方、カミさんが「最上カブ」という地カブを間引いてきました。五ミリほどの可愛い太さでした。
浅漬けにして食べましたが、ちゃんとカブ味がしました。当然か〜

収穫出来る晩秋が楽しみです。


石井昭一


今日は曇りの予報。
当然、稲刈りの予定が〜
朝からの雨に阻まれました。

でも、こんな日こそやらなければならない仕事もあります。
産直のお客様にお出しする「案内文」をようやく作製しました。
他の仕事に追われ延び延びとなってしまっていました。
文章をひねり出し、なんとか発送出来そうです。
とりあえず一安心。

終了後は「籾摺り」をしました。
収穫・乾燥した籾から、籾殻と玄米を分ける作業です。
その後、選別機にかけ袋詰・出荷となります。

写真は「もち米」
皆さん、新米もち米、是非お召し上がりください〜


石井昭一

昨日一日の出店でしたが、カミさんが旬恵祭行ってきました。
色んな人と出会え、かなり楽しかったようです。
カミさんの帰りが遅かったため、僕が枝豆を茹でてみました。
有名品種でもなく、ただの味噌を煮るための大豆の枝豆です。
無施肥栽培なのですが、かなり旨かった〜
ウチのジーさん栽培の秘伝豆より、かなり旨かったです。
品種も、もちろん大事な要因ですが、栽培方法もかなり大事だな〜
と実感させられました。作物の力なんでしょうね〜
さて、僕は作物の力を本当に引き出しているんだろうか〜
〜自戒を込めて〜


石井昭一

稲刈り真っ只中であります。
始動した民主政権も
農政は霧の中。
今朝の天気のように深い霧。
霧が明けたとて、晴れはのやら曇りなのやら。

それはさておき、
今日は、山形「旬恵祭」
山形駅西口で開催されます。
ウチでも出店します。
置賜ブロック「スローフード山形」ブース内です。
新庄なのに置賜ブロック?というところは気にせずに。

カミさんがウチの農産物のPR?をしてきます。
ニンニク・トマト・新米もち米等々
少量ですが、お勧めの一品(逸品?)です。

是非のご来場を〜


石井昭一


今年もニンニクに挑戦すべく、一昨日肥糧を散布し、今日耕しました。10月中旬植え付け予定です。

もちろん、季節は政治情勢を待つわけもなく。農家としては、淡々と作業を進めるのみです。

民主党政権誕生。
農政はどう変わるんでしょう〜

元気が出る「農家・農村」が築ける農政を期待したいです。

赤松大臣!、一緒に頑張りましょう〜。


石井昭一

今日は、朝から雨。
稲刈り予定だったのに〜
と思いきや、天気も回復し、稲刈り日和となりました。
コンバインを田んぼへ移動し、「始めるぞ〜」の瞬間、ポツポツと雨。
どうせ今日は試運転。田んぼ一枚だけ刈り取り予定だったので、強引に刈ってしまいました。
刈り終えると本格的な雨。
何とかギリギリセーフとなりました。
もちろん、またしばらくすると晴れて〜
何とか心と秋の空ですかね。
明日からの好天を祈るばかりです。


石井昭一

今日は、久々に御天道様を見た感じです。
会いたかった〜

そろそろ稲刈りをすべく、作業舎の掃除をしました。
籾由来の埃は、体がチカチカしてしまいます。シャワーで流しても、何だか落ち着かない感じです。半分は気のせいかも〜

晩酌のツマミは秘伝豆とアサツキの酢味噌あえ。
山形の旬を味わっています。


石井昭一


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