farmer`s column「我田引水」
▼イモムシゴロゴロ
いや〜難儀しました。
慣行栽培田なのですが、「タデ」という雑草の襲来??に合い〜
稲刈りを中断して草取りをしていました。
多少の草なら、コンバインで一緒に脱穀くしてしまうのですが、
あまりの雑草にコンバインが、ネをあげてしまいました。
二日ほどカミさんと草取りをしましたが、タデには「イモムシ」が、
ゴロゴロとついていました。
良く見ると1匹1匹が違うように、様々な色模様で〜
あまり気持ちの良いものではありませんが、観察してしまいました(笑)
でも、大量のイモムシを見ると、
ナウシカのオウムを思い出してしまいますね〜
「後悔先に立たず」という言葉がありますが、この雑草の襲来にも
「もうちょっと早く手を打てば、こんなことにはならなかったのに〜」
と「後悔」してしまいます。
結局は、後半に除草剤を使用すべき判断を、誤ったことになります。
ただ、通常の除草剤の使用だけでも、ここまでヒドイ襲来は無いはずで、
必ず他に原因があるわけです。
その原因をいろいろ考えてはいるのですが〜
思いつくフシは数々あれど、決定打に欠けるところで、
結局は「複合的な要因」かとも思っています。
じゃあ、「来年はどうする?」と考える時、
普通であれば、「きっちりと状況により判断し、農薬で対処しよう」
と思うのでしょうが、僕なんかは「どうせ慣行でも草だらけなんだから、
特別栽培にして、農薬・化学肥料を減らしちゃおうか?」
なんて考えてしまいます。
変な思考回路ですね〜
つくづく「自分にはマトモな農業が出来ない」ことを自覚しました。(笑)
どういう栽培になるにせよ、
来年こそは雑草の襲来から身を守らなければならないと、自戒しています。
〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一
画像 (小 中 大)
2010.09.19:nosya
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