NORIYOs NOTE

5才のミニママは母の真似が大好き。

特に「セルフレジ」

店員がいる通常のレジは空いているのに、
あえてセルフレジを選んでじっと待つ。

お客さんが会計するのを見つけると
ミニママのカートが少しずつ進み出す。

…やる気満々である。

すぐさま「踏み台」を取り出し、作業を開始。
バーコードが読み取りにくい商品は、手際よく赤い光線を当てる。

バーコードがない商品は写真から選んで勘で押す。
キャベツとレタスの区別はまだ難しいようだ。

以前は読み込むだけよんで、入れる順番は関係なしだったため、
マイバックの中は刺身が一番下で2本の牛乳とキャベツ1玉が上にきていた。

その日以来、母が「見守り班」から「詰め方担当」に任命され昇格したのだ。

たまに清算終了した後、
チュッパチャップスがカゴの隅から出てくるあたりは、母に似たのだろう。
ふりかけやのりは身を隠すのがとても上手い。

この先、「詰め方担当」から「見守り班」に降格するのもそう遠くない気がした。