NORIYOs NOTE

10年ほど前、介護の資格を取ろうとした時に最初に覚えた言葉が
「着患脱健(ちゃっかんだっけん)」でした。

身体に麻痺のある場合の衣服の着脱の原則で、介護をする上での基本中の基本になっています。

呼んで字の如く、服を着るときは麻痺のある側から、服を脱ぐときは麻痺のない側からというもの。

これを反対からやろうとすると、とても難しく危険です。
麻痺側は本人に痛みが伝わりにくいため、介助者が無理に動かすと骨折する可能性があるからです。

ケガした時も使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね。