NORIYOs NOTE

NORIYO’s ダイアリー
 「今日は何つくろっかなー」

冷蔵庫の中が一段と寂しくなってきたのを見つめながら、しばしの間涼んでいた。

 「そうだ、豚汁にしよう!」
子供を連れて近くのスーパーへ。

高い葉物野菜はスルーして、大根、人参、長ねぎ、きのこ、豆腐などを入れていく。

豆腐をカゴに入れて後ろを振り向くと、おでんのバラ売りコーナーができていた。
「おでんかー、もうそんな時期なんだ…そういえばコンビニで肉まん売ってるもんな〜」
とつぶやきながら通り過ぎようとした。

その時、こども乗せカートに乗っていた娘が、両足でカートにブレーキをかけながら、おでんの具を見てねだりはじめる。
 「おかあさーん、イソギンチャクたべたーい!!」

 「へっ!?」

母は一応おでんの具の中から、あるはずのないイソギンチャクを探す。

 「ほらそこそこ、袋になってて、おもちが入ってるやつだよー!!」

「…餅巾着ね。」
小さい子はたまに突拍子もなく言い間違えるから面白い。

その場は何とか言い聞かせて買わずに帰る。

夕飯には娘の豚汁にだけ家にあったおもちを入れてあげた。
先日、自宅近くに花屋がオープンした。
開店前日に折込チラシが入り、一通り目を通す。

「平日か…行けないや」
「へぇ、昼からもちまきするんだ。今時めずらしいな…」
「1000円以上で花プレゼントか。そんなに花買わないしなぁ」
と心でつぶやく。

行けないとわかると興味もなくなり、チラシもどこかへ行ってしまった。

当日夫は休みで、子供も保育所を休ませ朝から公園に出掛けていた。

午前中の仕事を終えて自宅に帰ってきた私に一本の電話が。

「もしもし?100人以上はいるなぁ。制服着たOLとかおばちゃんが沢山いてねー、ビニール袋持ってきてる。準備いいよなぁ〜。押されてOLの1人が転んじゃったんだよー。」

……夫であった。まさか行ってるとは。

「もち4個ゲットしたから今持って帰るから。」

……夫がおばちゃんに思えてきた。
  
そういえば買い物に行くと奥様方に混ざってエリンギのつめ放題とかしてるもんなぁ。恥ずかしげも無くよくやると思って。

このまま主夫してくれないかしら。
  













10年ほど前、介護の資格を取ろうとした時に最初に覚えた言葉が
「着患脱健(ちゃっかんだっけん)」でした。

身体に麻痺のある場合の衣服の着脱の原則で、介護をする上での基本中の基本になっています。

呼んで字の如く、服を着るときは麻痺のある側から、服を脱ぐときは麻痺のない側からというもの。

これを反対からやろうとすると、とても難しく危険です。
麻痺側は本人に痛みが伝わりにくいため、介助者が無理に動かすと骨折する可能性があるからです。

ケガした時も使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね。






子:「お母さんの嫌いなものはなに?」
―――突然聞かれて少し考えた末

母:「チョコミントアイスかな。あとチョコがけのバナナ味のアイスも苦手だなぁ。」

子:「なんでー、おいしいのに!!」

母:「じゃあ何が苦手なの?」
―――と聞き返してみると、

子:「おこったお母さんとぶどうパンがにがてぇ〜」

母:「・・・」

いつかどっちも好きになるさ。





我が社では、年1回社長との面談を兼ねて一人ずつ昼食に連れてっていただく。

今回のランチは農家の主婦たちが昨年11月にオープンしたばかりの隠れ家的レストラン。

口コミで話題となったそのお店は、子育てを終えた感じの主婦でにぎわっていた。

ワンプレートの中に30品目以上もあろうかという新鮮な野菜たちが、美味しそうに調理され、品よく盛られて出てきた。

古代米、白米、温野菜、ドリンクはセルフでお好きなだけどうぞ…という演出が
主婦のハートをくすぐる。

お腹と心が満たされると、
「素敵なお店みつけたの〜」って、誰かに同じ感動を味わってもらいたくなる…。

とくに宣伝もしていないのに、この連鎖のお陰で店に客足は絶えない。


本当にいいものには、お客様がついてくる。
そしてお客がお客を呼ぶ……。

仕事に役立つヒントをまたいただいた感じがした。


たまに立ち寄る近所のコンビニエンスストア。

今日はこんなもんでいいっか・・・。とカゴの中にある商品を確認してレジに並ぶ。

ピッピッ♪とリズムよくバーコードを読ませていく店員さん。

そして会計の最後に、店員さんの指先をじっと目で追う自分。
「今日は29か49か…?」

店員さんが、お客様から預かった金額を入力後に押すボタンこそ、
  「客層(勝負)ボタン」

29才以下ボタンの下は49才以下。
自分の場合はどちらかのボタンが店員さんによって選択される。

29以下にはもう程遠い年齢ではあるが、たまに新しいバイトのお兄ちゃんが、
誤ったのか、私の顔をよく見なかったからなのか「29以下」のボタンを押してくれる。

めずらしく化粧していたから?
それとも帽子をかぶって顔が半分しか見えなかったから…?

自問自答しながら少しうれしく店を出るが、
そんな事は3歩あるくとすっかり忘れてしまう自分であった。






金曜日の22時過ぎに高速に乗り、23時35分に岩手山SAに入った。
お盆休み真っただ中という事で、駐車スペースはほとんどなく、やっとこ1台分のスペースを見つけて一息ついた。

長女と夫が小腹をラーメンで満たしてくる間、車内で熟睡している残りの子供達とお留守番。

日付が金曜日から土曜日になった瞬間、SAから何台も出ていく車・車・車。
「時間調整だったのか…」

土日1000円というのは周知されているが、
"金曜日と月曜日にまたがった場合はどうなるのか?"
というのは案外知らない人も多いのでは。

日本道路公団に聞いたところ、
「高速道路にいる時間が少しでも土日にかかっていれば1000円になる」
という回答だった。

この制度がいつまで続くか不透明ではあるが、故郷が遠い人にとっては、やはりありがたい。
毎日お客さまからご注文いただいた商品を
指定した時間帯まで届けてくれる運送業者の方たち。

毎日暑い中ご苦労様です…。

この夏の猛暑で、ドライバーさんの顔と腕は
会うたびに黒さが増していき、炎天下でのハードさが伝わってきます。

「水ばっかり飲んでますよ〜」と笑顔で話す顔はとてもイキイキしていました。

たまにはアイスキャンディーでも食べて休息してくださいね。
はじめまして。NORIYO's ROOMへようこそお越しくださいました!!!
これから日頃のちょっとした事や、感じた事などを素直に載せていきたいと思います。
お仕事で疲れた時や、ちょっと一息つきたいときにぜひお立ち寄りください。

介護にも携わっておりますので、いろんな情報も発信できればいいなと思っています。 (^o^)/