noritan note

▼家の番犬

りっきは、私の家の番犬でした。知人から譲り受け、家で育てることになりました。
りっきは私が生まれる前から、もうすでに家にいました。私が記憶にあるのは、
大きくなってからのりっきの姿だけ。
りっきは散歩にいくのが本当に大好きでしたね。走るのが速く、散歩の時は私より先を
歩いていたことをよく覚えています。歩くというか、お互いに全力疾走してたね。
りっきは本当に頼りになる番犬でした。父のいない家系だったから、
いつも家をまもってくれて、知らない人がくると、
声いっぱい吠えてよく私たちにしらせてくれました。
怪しい人には噛んだりしておっぱらってくれました。本当にありがとう。
りっきはずっと私たちの家族でずっとそばにいてくれると思いました。
でも、真冬の1月20日、老衰で逝ってしまいました。かなしかった。
その日は一番の寒気だといわれた日でした。どんな時も自分の小屋に入るのが嫌で、
寒さに耐えていたりっきが、その日は小屋でうずくっまていたね。
その日の朝いつになくずっと吠え続けていました。最後のサインだったのかも
しれません。いつもりっきと呼ぶと反応してくれたけど、その日は何も返しては
くれなっかた。本当に寒かったね。よく耐えました。気づいてあげられなくて
ごめんなさい。後悔ばかりがのこります。今はパパと一緒にいるのかと思いますが、
パパにいっぱい散歩してもらってください。りっきは今でも、私たち家族の番犬です。
2006.12.07:noritan

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