我が家の子供の小学校では、今年度から「弁当の日」が始まった。
「弁当の日」とは、子供が自分でお弁当を作って持っていく日である。
低学年は、おうちの人と出来るところを手伝う。6年生は、買い物から後片付けまで全て自分でやるのである。
来週月曜日がその「弁当の日」である。台所がすごい状態になったり、包丁にドキドキしたり、見守るこちらも大変!
正直、初めは忙しい朝に面倒だ〜と思ったが、やってみるとこれが素晴らしい「食育」なのだ。
子供ながらにバランスを考えて、嫌いな野菜も詰めている。
会話も、「これはどこの人参?」「この大根は甘いから○○さんの畑のでしょう?」等々、変わってきた。
自分でお弁当を作ることによって、作ってくれる人への感謝はもちろんのこと、普段自分が食べているものに関心を持つことは食育の第一歩だと思う。
別にお弁当にこだわることはない。普段の食事の支度を子供と一緒にやり、食への関心を高めたいものである。