私は、左官工事店の3代目として小さい時から
「お前は3代目」だから家業を継ぎなさいと言われて育ちました。
素直だったのか、あまり考えの無いバカだったのかわかりませんが、
建築系の学校に進み後を継ぎました。
後を継いでからが大変でした。左官の仕事が嫌で嫌で仕方がなかったのです。
恰好悪いし、汚れるし、休みも無くて給料無し。
もらえるのは小遣いでした。しかしなんとか続けているうちに、お客様に褒められつ
ことが何度かありました。そのうちお客様から仕事をもらえるようになり、面白さを
感じてきました。このころから下請けからの脱却を考えるようになり、なんとか直接
お客様から仕事をいただこうと思い始めたのです。(つづく)
塗り壁の家はいいです。Ⅰ
2012.12.08:nishiken:[徒然日記]
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