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2022年度スタート

  • 2022年度スタート

今季も元気にスタートです!!
 

農業の発展とともに、便利な機械や道具も増え、
環境に合わせた品種改良や、収量を上げるための
化学肥料や農薬も増え、農業がしやすい時代になった
ものの、農業就業人口は増えず荒れ果てた土地が
全国に増え続けています。

山の市場では少しでも問題解決のきっかけになるような
取り組みを行い、日本の農業の明るい未来につながるよう
2022年度も励んでいきたいと思います。

2022.04.01:山の市場:[お知らせ]

畑のお話

  • 畑のお話

前回の続きで今日は土づくり(土壌改良)についてのお話です。

土壌改良とは、耕作に不適な土壌を改良し、
地力(生産力)を増進させるために、土地に資材を
投入して土壌の理化学性および生物性を改良すること、
とあります。

野菜を作る畑の「良い土」とは、
保水性・排水性(水はけ)・通気性の3点で、
良い土にするために肥料をまきます。
この肥料には、
 1 有機質肥料/動植物由来
 2 無機質肥料/科学的に合成
があります。
山の市場では1の肥料をまき、耕すことで土壌の物質循環が起こり、
良い土になっていきます。これが土壌の理化学性改良です。

生物性の改良には、除草剤を使わず土壌生物が育ちやすい環境づくり
をしています。この土壌生物が病害虫を抑え、健康な土を維持してくれます。


環境や生産者それぞれの考えの違いから、土づくり(土壌改良)の方法は
様々あります。
山の市場では、生き物たちの力を最大限引き出した栽培に取り組んでいます。

2022.03.25:山の市場:[お知らせ]

畑のお話

  • 畑のお話

前回の畑のお話で植物の生育に必要な栄養素(17種類)
について書きました。
この17種類の必須栄養素の中でも最も多く必要とされるのが、
窒素N・リン酸P・カリK肥料の三要素』と呼ばれ、
他に中量要素と微量要素とに分けられます。

肥料の成分とそれぞれの働き方(役割)を知り、
栽培植物に適した土づくりが重要になってきます。

山の市場の畑は耕作放棄地を利用しているため、
この土づくり(土壌改良)を一から行っています。
1年、2年と耕していくと土壌改良が進み、
良い作物が育ってきます。 

ではどうやって荒れ地を良い土地にしていくのか?
次回の畑のお話で書いていきたいと思います。

2022.03.23:山の市場:[お知らせ]

七十二候を楽しむ

  • 七十二候を楽しむ

◎3月21日(月) 

3月21日は、暦の上では春分です。
春分とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日のことで、
昼と夜が同じ長さになり、二十四節季の大きな節目のひとつです。


 春はあけぼの。
 やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、
 紫だちたる雲のほそくたなびきたる。


平安時代、清少納言が『枕草子』で綴った有名な随筆です。
時間から美を切り取った清少納言の視点のように、
こだわりをなくし、あらゆる視点からの気づきを得たいと
思う今日この頃です。

2022.03.21:山の市場:[お知らせ]

畑のチェック

  • 畑のチェック
  • 畑のチェック

今日はラフランス畑のチェックです。

今年の収穫を左右する大事な剪定作業を終えました。
蕾も確認し、春を待つばかりです。

山の市場の果樹畑では、実を大きくするホルモン剤や、
畑の管理を省く除草剤など使わずに減農薬栽培しています。
その分手間はかかりますが、土や樹、葉っぱたちもやる気を出し、
不思議ですが・・・愛情もって育てるとそれに返事をくれます。

今年もみなさまに喜んでいただける商品づくりに励んでいます。

◆ラフランスは追熟し「食べ頃」発送しています。
 注文受け付け/10月いっぱい
 発送期間/11月中旬~12月下旬


 

2022.03.15:山の市場:[活動レポート]