今日はすいか畑に来ています。
まだ朝晩は寒い日が続いていますが・・・
今年もすいかの苗植えが始まりました。
畑のお話
今日はさくらんぼ畑に来ています。
さくらんぼ収穫までには1年を通して様々な作業があります。
大事なのが剪定です。冬(2月)の剪定は枝を整え日光が当たり
風通しをよくするためで、樹木を元気に育てるためのものです。
夏(5月)の剪定は新梢を整え、栄養がバランスよく巡回し
美味しい実を実らせるためのものです。
梯子脚立を使い、両腕を挙げての作業は地味にキツク、
その他、実を間引く摘果や水やり、アブラムシなどの害虫や
灰星病などの病気から守る農薬散布などがあります。
また東根市ではほとんどのさくらんぼ畑で、雨や風で実が
割れたり、傷が付かないようにするため、樹全体に
ビニールテントをかけます。この作業も高さ9メールほどの
足場の悪い高所作業で、毎年テントがけ中に落下し大ケガをした
ニュースをよく耳にします。
無事に収穫期を迎えると、よーいドン!で始まり収穫から
箱詰め、発送までスピードが命になります。そのため、
短期間で進められるように人員の確保が必要となります。
ここ数年農業人口の減少から働き手が集まらず、
人員確保のための争奪戦が繰り広げられるほどです。
それでも集まらないので最近では、時給が高騰しプラスお弁当付きや
おやつ付き、さくらんぼのお土産まで付いたり、生産者の負担が
増える一方、対応しきれずさくらんぼづくりをやめる生産者も
増えてきています。
さくらんぼというと「高い」イメージがありますが、このような
現状を知っていただき、品物ができるまでに見合った価格(適正価格)
であることをご理解いたいただければと思います。
畑のチェック
今日は桃畑にきています。
蕾もぷっくらふくらんできました。
山形は連日気温が低く、農作物被害の注意喚起が
出ています。果樹が無事に開花し受粉が終わるまで、
まだまだ気の抜けない日が続きそうです。
七十二候を楽しむ
◎4月5日(火)
4月5日は、暦の上では『清明』です。
『清明』とは、すべてのものが清らかで生き生きと
するころのことで、生命が輝く季節です。
山の市場の畑の雪もすっかり解け、たんぽぽなど
野花が咲き、大地も生き物も動き出しました。
常に自然に感謝しながら進んでいいきたいと思います。
ちょっとひとやすみ・・・
春休みをいただきました。
趣味の食べ歩きでリフレッシュし、
いよいよ畑チームが集結!!
安心する顔ぶれとともに、決起大会を行いました。
今季も山の市場をよろしくお願いいたします。
※写真は山形名物/冷たい肉そば