natural note

▼マラソン大会

先日子供のマラソン大会に行った時のお話。

一生懸命走る姿はかわいい。
最後の方にちょっと太めの子がかなり
がんばってゴールを目指していた。
ほとんどの子がゴールしていて、
その子は走るのもやっとやっと。
周りの大人は
「がんばれ~!がんばれ~!」
と口々に。
私、なんだか違和感。
こんなにがんばっている子の背中に
がんばれなんて言えないや・・・。
「いいぞいいぞ~!もう少しだよ!」
にした。

また違う子はお母さんからなんか
言われていた。
お母さんが言い捨て、その場を去ると
その子は泣き崩れていた。
えー?
なんで今泣かせちゃうの?
お母さんは鬼のような顔になっていた。
わからないなぁ。


それから、
ゲホゲホしながら
僕、ほんとは走っちゃいけなかったんだ。
ぜんそくだから・・・。
なんてがんばりぬいた子供や、
練習で必ず一等賞の子供が
本番でお腹が痛くて走れなくて
悔しい思いをしていたり、

我が息子はといえば、
私を見つけるといきなり走り出した。
何人抜いただろう。
いいところを見せたかったらしい。
わかりやすい単純さだわ。
これは男の持つ性質だからか、
私の息子だからなのか・・・。
最初からちゃんと走れよな~・・

でもどんなに小さくても、
子供には、
子供の世界があり、
まるで大人のミニチュア人生ゲーム
を観ているようでした。


さて、今日のゴールはどこにしましょうか・・・。
長い人生、焦らずさわがず、いぐべ~。



今日もいい一日を!













2007.10.26:natural

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