natural note
▼『駅伝』
全く不思議な競技だ。
去年、天童市役所のそばで見掛けたので、ついつい車を降りて魅入ってしまった。
知ってる人が走っているわけでもないのに、天童の名前を見たさに通りすぎる時には、
やぁーやぁー!がんばれーがんばれー!行けー!走れー!ぎゃーぎゃー!夢中で応援。
選手は、走っているし、がんばってるし、行けー!とか言われても行くのである。
なぜに感動し、さわやかな気分になってしまうのか。
一人なら諦められるのだけど、「待っている人が居る」ということが、信じられない力を発揮させるのか。
責任感と一人では味わえない達成感。
また受け継がれた歴史の重さ、込められた思いの強さ。
まさにドラマなのだろう。
新聞にたすきを受け渡される写真が載っていた。ギューっと握る手。
一枚の写真がすべてを物語っているようだった。
2007.04.30:natural
⇒HOME
(C)All Rights Reserved by natural
powered by samidare