祇園。:natural note

natural note

▼祇園。

先日テレビに祇園の舞妓さんだった
岩崎の峰子さんのドラマがあった。

うちのスタッフも何人か観ていたようで、
涙した・・・との事だった。

かくいう私もその一人であるが、
さすがだなぁと思ったセリフがあった。

自分と祇園を金魚鉢に例え、
自分は金魚だ、この鉢から出ては、よう生きて行けないと言う。

そしてその祇園は、
恋の遊びは出来ても、
遊びの恋は出来ない、
ましてほんまの恋はおぼれてしまう、と。

うまい事言うなぁ。
かっこいいなぁ。
艶っぽいし、情緒はあるし、
日本古来の文化歴史すべてなんだろうなぁ。

そういえば私もまだニキビも消えやらぬ頃、
この世界に足を踏み入れた時、
芸は売っても身体は売らない、
って教えられたっけなぁ。

時代は流れ、お水の世界も様変わりし、
習い事だらけだった私もパソコンの前に座ってる。
お母さんにもなれた。
ま、お父さん役もやってるけどね。

様変わりしても、おもてなしの心は忘れずに、
こんな田舎のスナックではあるけれど、
皆様の憩いの場所であり続けたい・・・と
願うなちゅママでありました。
スタッフも間違いなく同感だと思ってくれている事でしょう。

今日も良い一日を！

2008.09.16：natural

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