地域ふれあいプロジェクト《現場からの便り》那須建設/丸ト建設

現場からの便りWEB
白鷹町文化交流センター(仮称)
山形県西置賜郡白鷹町鮎貝
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長井市にある有限会社高橋建装の菊地等(きくちひとし)さんは、地元白鷹町畔藤地区の出身。

「軽天屋さん」と呼ばれるこのお仕事は、一般の人からはあまり馴染のない職業かも知れません。
大工さんが木を使って建物をつくるのに対して、軽天屋さんは軽量鉄骨を使って骨組みをつくっていくお仕事なのです。

特に木では表現できない複雑な形をした骨組みが必要な場合は、軽天屋さんの出番となります。

映画館や病院など、遮音性や吸音性が求められる現場に呼ばれる機会は多く、今回の現場では、世界の永田音響のアドバイスを基に設計された音響施設を形にするための天井部分にも、この骨組みが使われています。



ミリ単位の正確さが必要なこのお仕事。
ほんの数ミリでもズレると最終的に合わなくなってしまうそうで、特に完成のイメージが細部まで完全にイメージできているかどうかが、非常に大事になってくるそうです。

関わった現場の建物には、必ず一回は足を運ぶという菊池さん。
やはり完成品をみる時が一番嬉しいのだとか。

あなたの周りでも、天井を見上げて満足げにニッコリ微笑んでいる人がいたら、それはもしかしたら「軽天屋さん」かも知れません♪


白鷹町の人へ一言
周りだけ見ないで、たまには天井も見てください♪
2008.08.10::修正削除