地域ふれあいプロジェクト《現場からの便り》那須建設/丸ト建設

現場からの便りWEB
白鷹町文化交流センター(仮称)
山形県西置賜郡白鷹町鮎貝
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屋根や外壁の断熱工事を担当するのは、酒田出身の森口眞吉(もりぐちまさよし)さん。
株式会社三要に務めています。

今回のプロジェクトの外断熱には、通常のグラスウールではなく、ウレタン現場発泡という方式を採用しており、この発泡素材を屋根や外壁の内側に一定の厚さで吹きつけていくという作業が森口さんの主な役割です。

このウレタン現場発泡という方式、特に省エネ住宅が叫ばれる昨今では、オール電化等の一般住宅にも徐々に使われ始めていて、通常のグラスウール方式に比べるとちょっぴりコスト高ですが、吹き付け型なので隙間なく密閉できて断熱性が高く、結露を防げるという大きな強みがあります。

ただ塗装作業などとは異なり、整髪料のムースのように吹き付けていくうちにドンドン泡が大きくなってすぐに固まってしまうので、何よりも一定の厚さに吹き付けていくのには職人さんの技術が必要です。

足掛け16年の手際と感覚で、ムラなく、素早く仕上げていく腕はさすがプロのお仕事!


▲こちらは一定の厚さになっているかどうかを確認するための道具
白鷹町の人へ一言
見えないところの工夫と手間が沢山詰まった建物ですので、出来上がった暁にはぜひ効果の程を体感してみてください。
2008.05.22::修正削除