勉強と学問の違い
勉強がとにかく嫌で嫌で、 どうやって逃げようかとしか考えていなかった高校時代。 現国の問題集の中で、 たまたま勉強と学問の違いについて論じた 文章と出会った。(筆者は覚えていない) そこには確か、 学問とは自ら問い(仮説)を設定して、 自分で確かめる(検証)事だ、 みたいなことが書いてあって、 そういうのをやる所なんであれば 大学もアリかなと思った覚えがある。 多分この「問い」の部分がすこぶる重要で、 最初から問題と正解が用意されたやり方に慣れ切ってしまうと、 社会に出てからびっくりするほど戸惑う。 勉強は筋トレとか走り込みみたいなもんだから、 基礎体力って意味ではやっぱし結局は大事なんだけど、 それだけだと心理的にきついしやる気が出にくい。 観察力とか問題発見力が鍛えられる時期って やっぱり小っこい頃だと思うので、 どうせならスケールする可能性が高い所にも 投資しておくべきかなーなんて思ったり。 娘よ、そう考えると、テツトモの歌は深い。
2019.04.02