水と空気

「空気は、誰でもないのに誰よりも強い。」

というEテレの番組中のフレーズが刺さった。

例えばメディアの主軸が、
テレビからインターネットに移り変わっても、
実は本質的な構造はあんま変わっていないかも知んないよ、
っていうはなし。

ブロックチェーンに代表されるような
非中央集権的な世界が仮に訪れたとして、
その時の絶対的な支配者が
「空気さん」になるのか、
それともAIになっていくのかは、
見所の1つであるように思う。

空気を読んだ上で、
それを増幅するのではなく、
あえて「水を差す」という役割だけを持った
カウンターメディアが、
ビジネスモデルとして成立し得るのかどうか?
というのを考えてみるのも面白い。
2018.03.18:NAO:[読みログ]