現実と虚構
認知革命以来、我々にんげんの世界は、 現実と物語(虚構)の二つでもって出来ている。 無いものを在るように認識できる、この能力こそが、 僕たちをホモ・サピエンスたらしめてきた訳だが、 きっと貨幣などはその最たるものなんだろう。 当たり前だが物語には原作者がいる。 途中で編集した人もいるだろうし、 それを広めた人もいるだろう。 生まれた時から存在するものや、 沢山の人が信じているものを、 僕たちはつい現実であるように思ってしまいがちだが、 多くの場合、それは誰かがこしらえて、 多くの人が信じることで成立した精巧で秀逸な物語だ。 疑えという意味ではなく、 願わくば子供たちには、 すべての拘束から自由になって、 新しい物語を紡いでいって欲しいなと思う。
2018.09.12