師匠と仲間
子供が学校に通うメリットを考えた時に、 期待する要素は大きく2つで、 すなわち、教師と生徒、 道を示す指導者と、一緒に歩く仲間、 どこの時代のどの分野をどう切り取っても、 (もちろん他にも得るものはあるけれど) 基本はその2つなんではないかなーと思います。 あえて問題を挙げるとしたら、 それを選ぶことができない事で、 そのセットは、 学区(自宅からの距離)によってグルーピングされて、 その結果に多少不満があったとしても、 そこはそれなりに折り合いをつけて、 うまくやるしかないのが、 今の仕組みなんだろうと思います。 もし仮に、何らかの理由で 自分の子供が不登校になったと仮定した場合、 選択肢としては、 独学か、家庭教師(親も含む)か、通信か、塾か、留学か、 まあ多分その辺りになるんだろうと思いますが、 小学校低学年での独学は、 さすがに少し難しいかなーと感じているのと、 どうしても行きたい大学があるならば通信もありですが、 そうでないならそこまで意味は無さそうなので、 オンラインの私塾とかがあったら、 それでいいかなーと思います。 いい師匠、いい仲間、 それを選択肢として提示するのが、 親としての自分の役割になるのだろうと思います。 個人的には、 読み書き算盤(基礎学力)がある程度身に付いたら、 後は自分の興味のある方向に 突っ走って貰って構わないと思っているので、 世の中に沢山の(松下村塾みたいな) 私塾・公塾が生まれて、 それを選べるような社会が来れば、 それもいいかなー、なんて思ったり。
2020.05.05