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 H23/06/07 日本体育大学 冨田幸博教授をお迎えし、「発育・発達期におけるスポーツ指導プログラム」と題し、ご講演をいただきました。 スポーツ指導者講習会は、南陽市のスポーツ団体が、連携して一貫指導体制を確立することを目的として、23年度事業として行ったものです。  一貫指導体制とは、たとえ指導者や活動拠点が変わっても指導の理念や内容が終始一貫した考え方に基づいて、ジュニア期から組織的・計画的に選手を育成していくシステムです。
 子どもの発育・発達は個人差が大きく、子どもの指導をする際には、指導者が個人差を見極めることはとても重要なことです。子どもの発育・発達に合わせて、指導することにより、子どもたちにより運動を楽しませることができ、将来トップスポーツを目指したときに有利に働くと考えます。
 子どもの成長の過程に合わせた運動を行わせると上達も早く、個々の能力を高いレベルに発達させることができます。できれば年代によってスポーツ種目を変えるとより効果的です。しかし、子どもにいやいややらせるとスポーツ自体が嫌いになる恐れもあります。
 スポーツの指導者は、少年期にさまざまなスポーツを行わせることの大切さを理解してトレーニングメニューを作成し、子どもたちにそれを実践させることにより、その子どもの身体的な能力を開花させ、将来自分の夢を実現させることのお手伝いをするという意識を持って指導にあたっていただきたいと思います。



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2014.01.29:社会体育係:count(1,531)
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