新年度が始まって3週間が経とうとしています。一番小さい0歳児のさくら組さんは、園での生活に慣れてきてご機嫌で過ごしています。保育者の顔を見るとにっこりほほえんだり、手を伸ばして抱っこを求めたりと保育者とふれあいながら楽しんでいます。そんなさくら組さんのめんごい姿に癒されています。
降誕会
今日はお釈迦様のお誕生日『降誕会』の集会がありました。
朝からちょきグループのお友だちがお団子を作ってお供えし、林泉寺の副住職様が、お釈迦様が誕生されたときの掛け図を見せながら2つのことを話されました。
ひとつめは、「降誕会では小さなお釈迦様の像に甘茶を掛けます。お釈迦様が生まれたとき、空からお茶の雨が降ったということから、お釈迦様の像に甘茶を掛けながら、お釈迦様のように頭が良くなりますように、そして、風邪などひかず、元気な体でいられますようにとお願いしましょう」というお話でした。
そして、ふたつめは『慈しみの心』を持ちましょうという内容です。今、ウクライナで起きている戦争のこと、どう思う?という問いかけに、子どもたちからは「かわいそう!」などという言葉が聞かれました。「なんとかしてあげたい」と他者を思いやる心が慈しみの心であるという話を、子どもたちは真剣に聞きました。そして、お釈迦様の像に優しく甘茶をかけていました。
その後、甘茶を味見した感想は・・・?「甘い?…にっが!!!」ですって(笑)。
成道会
今日はお釈迦様がお悟りを開いた日とされる「成道会」の集会が行われました。
年長さんによる献灯でお釈迦様のろうそくに火を灯し、林泉寺の副住職様から成道会の意味についてお話をいただきました。
苦しんでいる人を苦しみから救うため、様々な苦行を乗り越え、お悟りを開いたお釈迦様。「苦しみをなくす方法とは、周りの人に優しくすること。周りの人を幸せにする心遣いややさしい気持ちを『悟り』という」というお話を真剣な表情で聞いていた子どもたちは、周りのお友だちが泣いていたり、落ち込んでいたら「だいじょうぶ?」とやさしく声をかけてあげることなどを学んだようです。
のびのび、いきいきもも組さん♪
南部保育園の真ん中っ子、もも組さんは毎日朝からエンジン全開!
天気のいい日は園庭遊びや散歩を楽しみます。
園庭では、三輪車やストライダーがお気に入りの子どもたちが多く、三輪車をキコキコとこげるようになった子もいます。他にも、幼児組のお兄ちゃん、お姉ちゃんの見よう見まねでアサガオの花を摘んで色水を作ったり、虫やカエルを捕まえたり、砂場で一生懸命穴を掘ったりと、園庭を隅々まで満喫しています。散歩では、山大前の天狗さんの神社がお気に入りで、「天狗さん行く~!」と喜んでいます。
生活面では、身の回りのことが自分でできるようになってきました。脱いだ服をたたんでしまったり、食後の食器をひとつひとつ決まった場所へ片づけたりしています。そんなもも組さんの姿を、一緒に生活している1歳児のうめ組さんも真似して少しずつできるようになってきていて、見て真似て学ぶ、すてきな関わり合いの姿が見られます。