山形でクラス被災者日記

▼当然なのです

隣県で生活する私でさえ
原子炉の今後を憂いているのに

生活拠点を追われた皆さんにとってはまして!だと思います

何をもって「事故の収束」などと言えるのか?

何を根拠に「安全」と言い切れるのか?

どんなに帰りたくとも
帰れない人が多く残る現状に目を背け
どこを見て何の「宣言」なのでしょう?

怒りと情けなさとで
会見の様子を映すニュースを見ていました

「絆」や「復興支援」を唱いながら
いざ被災地の瓦礫処理受入が現実化したとたん
反対する都民

心配は分かります

ですが、所詮、対岸の火事としてしか見ていないのだな…とガッカリした時と似た気持ちになりました

山形にも、わりと大規模な廃棄物処理施設が多々あります
震災後から
県外ナンバーの廃材を満載した大型トラックが来県する事が増えました

確かに放射線は心配
それでも誰かが何とかしなければならない
ならば「困った時はお互い様」の気持ちでお互いに助け合っている東北住民を
その東北住民の地道な気持ちをどこまで踏みにじれば気がすむのでしょうか?

悲しくなります

今朝は、一段と寒い朝です
被災地は…、仮設住宅や避難されている方々は…
大きな事は何も出来ないぶん
気持ちだけでも
寄り添いたい麦です



●2011.12.17
●麦チョコ
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