六地蔵塔
釜渡戸地区の赤坂にある六地蔵塔(六面幢ろくめんどう・六角幢ろっかくどう ともいいます)は重制(石を組合せて)でできています。 上部にある龕部(がんぶ)に地蔵菩薩が浮彫されています。 手前の六地蔵塔の龕部は隣に置かれています。 重制だと雪や地震でよく倒れるのだそうです。 六地蔵(六面幢・六角幢)は地名の由来にもなっています。 南陽市内だと、宮内地区の六角町や金山地区の六角(黒在家六角)などがあります。 六地蔵について 仏教では人間が死んだ後、生前の行いによって行き先が、地獄・餓鬼(がき)・畜生・修羅(しゅら)・人間・天の六道(ろくどう・りくどう)に分れるとされています。 六地蔵は六道の苦しみを救う六体の地蔵様のことです。
2021.10.20