秋葉山
川樋地区にある秋葉山です。(画像1の右側の山です) 市内には宮内と赤湯にも秋葉山があります。 同じ名前の山がいくつもあるのは、秋葉信仰が盛んだったからで、 いずれも山頂には秋葉神社が祀られています。 江戸時代、火除け・火伏せの神様として秋葉信仰が全国に広まりました。 ふもとにある夜燈には「文化三年寅天(1806)」と刻まれています。 江戸時代ですので、神仏習合の秋葉大権現が勧請されたと考えられます。 夜燈がある道は藪で行けませんので、神明神社の方から登ります。 三分の一ほど登ると、左側に鳥居が見えてきます。 鳥居の額塚(がくづか)に「元治元子年」と刻まれています。 重機もない時代に、よくこんな山の中に建てたものだと感心します。 なお、鳥居までの道は藪になっています。近くにいくつか洞穴があるので落ちないようお気を付けください。 ~続く~
2021.11.10