岩部山三十三観音めぐり紀行21
第21番「菩提山 穴太寺(あなおうじ) 聖観世音菩薩」 かかる世に 生まれあふ身の あな憂(う)やと 思はで頼め 十声一声 末法の世に生まれたことを憂いでおらず(思い悩まず)、穴太の観音様に頼んでください。 観音様はその声を観じて※、思い悩む人々をお救いになる。 参考:穴太寺住職 穴穂行弘「西国巡礼慈悲の道」より ※観世音菩薩という名前の由来は、世の音(世の人々の救いを求める声)を観じる(感じるより深い感覚)菩薩である。(諸説あり) ◇「あな憂」と「穴太」をかけています。
2020.06.19