太極拳 Taikyokuken

太極拳 Taikyokuken
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左足の足裏全体を着地させる。


重心を左足に移し、体をさらに左に回す。

右足かかとをあげ、右足を左足の内側に寄せる。

※右足を引き寄せる動きは、

腰を左に回すまわす動きにあわせること。

※右足で床を蹴るようにしたり、

急速に寄せたりしない。


※右足は左足の後ろに着地せず、

左足の横に置くこと


左手を胸の前に収め、肘を少し下げ、

掌心を下に向ける。


右手は肘をゆるめて曲げ、指先が先行して

体の前を通り、左手の下で掌心を上に向けて、

ボールを抱える。


左手を見る。

上体を後ろに座らせながら、

右脚の膝を曲げて重心を後ろに引き寄せる。

※重心を後ろ足に移すには、まず、

腰・股関節をゆるめ、

右膝を斜め前方(右足先の方向)に向けて曲げる。

右股関節を後方に引き、沈める。

右足のかかとに重心をイメージ。

※右膝が内側に入ってねじれた状態に

ならないよう注意。

膝内側の内側広筋をしっかり張って支え、

膝関節に無理な負担をかけないように。


左足を自然にゆるめて伸ばし足先を上げ、

腰を軸に上体を左に回すのにあわせて、

左足先を外側約45〜60度に開く。


上体を傾けないよう安定させて中正を保つこと


両腕を自然にゆるめて手首の座腕をゆるめ、

次の手法に移行するのに備える。

左手を見る。

体をさらに左に回し、左足先を着地させ、

突っ張らない程度に右脚を蹴り出してゴンブー。

右足は、足先を軸にしてかかとを後方に蹴り出し、

足先が進行方向に向かって、右斜め約45〜60度。

左膝は左足先を超えない。中正を保ち、

体重が左側に寄らないように注意すること。


左手は前方斜め上、顔の前に上げ、

掌心を斜め上に向けて外側にわけ開く。

肘を少し横に張り出して腕を弧形にして

払い出す(ポン)

※左肘の肘頭が下を向いて、 腕が下に向いた弧形はダメ。

左手は外側に向かって払い出すので、

左肘が少し横に張り出した弧形にすること

ただし、肩が緊張しないように。


右手は右股関節の横に引き降ろして、

掌心を下に向け、指先は前方に向けて沈める。


両手をわけ開く動作を完了した時に

ゴンブーを完成させて、上下を一致させる。


体は前方やや右斜めに向く。

イエマーフンゾンでの上体、腰の向きは、

ランチュウエイの場合より、やや右側に開く。


ケイリョクは、左手は掌背と前腕部の外側に達し、

右手は掌根に達する。

右股関節を折り込み、体を左に回す。

軸にした右足で地面を踏みしめる様なイメージ

左に回ると、軸がぶれないし、膝も入らない。

右足から重心を移さないが、右に傾斜したり、

腰が右に逃げたりしないように意識して

注意すること。


左足かかとを左前方に着地させる。

横幅を広く取るイメージで(標準は30センチ程度だが体格に合わせて)。

両手を分け始める準備。

この時、右腕は肘と手首を沈めて少し下げ、

左手は腹前から胸前へと上げていく。



重心を右足に移しながら、体を少し右に回す(約30°)。

ねじれないよう注意。

左足を右足の内側に寄せる(寄せた足先は着地しても良い)。左膝は閉じない。


両手首の座腕、両肘、両肩、胸をゆるめる。

腰の右回転につれて、右手は弧を描いて胸の前。

右手は肩の高さをこえない。


左手は指先が先行して右下に弧を描き、腹の前で掌心を上に。

肘を少し下げ、掌心を下に向ける。左手は体の前を通り、

右下に弧を描き、右手の下で掌心を上に向けてボールを抱えるイメージ。


以上を同時に完成させる。

脇をゆったりとさせ、肩を沈め、胸をゆるめてわずかに含み、

背中を伸びやかにする。(パオジャン