株式会社長井製作所

▼最近 忘れられている信頼関係

ニュースは、社会の中の一面でしかないが、オレオレ詐欺だとか、子育て放棄とか、家族間の殺人事件などの悪い面ばかりで溢れています。又、生活保護という行政のセーフティーネットがあるにもかからず、電気・ガスを止められ、アパートの中で死亡していた等というニュースもありました。

その都度、行政やマスコミは、より緻密な民生委員や児童相談員の行動を要求し、更には法律の整備を要求しますが、信頼に基づく人間関係の構築無しでは、その効果は期待できないのではないでしょうか。

年寄の話で、昔は良かった等というつもりはありません。しかし、人という字は、お互いにもたれ合って出来ていますが、民生委員や児童相談員という資格だけでは、信頼関係が無く、もたれ合ったり、相談する事など無いでしょう。

免許や資格を持つ事は、信頼できる人への必要条件でしょうが、十分条件ではないのです。

この必要条件としての結果が、個人情報保護法なのでしょう。でも、この法律は、人間関係を新たに築く上ではネックとなり、悪法(江戸時代の生類憐みの令に匹敵する)というべきだと思います。

信頼関係は、地道な人間関係を時間をかけ続けて、始めて成立するものなのではないでしょうか。
2012.02.22:長井製作所

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