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▼40周年記念講演のご案内

社団法人 長井青年会議所
40周年記念講演のご案内
講師 株式会社 篠崎屋 代表取締役社長 樽見茂氏

演題「豆富バカが上場した!〜企業の変革が社会を再生する〜」

平成17年6月26日(日)
12:00開場
12:30講演開始
会場 タスパークホテル
入場 無料


○講師プロフィール
樽見 茂(たるみ しげる)氏
1963年東京都生まれ。87年、豆富の製造販売会社(有)篠崎屋食品を設立、代表取締役社長に就任。89年にブームの火付け役となる人気食品「天然にがり絹ごし豆富」を開発、その後も「寄せ豆富」などのヒット商品を次々に生み出し話題となる。95年、(株)篠崎屋を設立。2000年、豆腐屋の原点である小売事業に特化すべく、スーパー卸から全面撤退し業績は一気に悪化するも、外食チェーン「三代目茂蔵」の展開や、工場直売所などの新業態への転換が成功。その後も奇跡的な急成長を遂げる。
200311月、東証マザーズに豆腐業界では初の株式上場を果たす。



篠崎屋さんは従来の製造卸から自ら造り、自ら売る「製造小売ビジネスモデル」への転換を図りました。地域社会に根ざし、信頼を基調とする対面販売をしている全国の酒販店を中心に「三代目茂蔵工場直売所」をFC展開し、販路を開拓。その店主は50歳以上を条件としております。その年齢層はマニュアルにないサービスを心得ていて、お客様としっかり会話ができるので、消費者を獲得すると同時に、自分たちも仕事で満足できる。いま高齢者の雇用が問題視されておりますが、このビジネスモデルはシルバー層の雇用を創出し、生きがい、やりがいをも生み出しています。


既存の店舗の中で、1〜2坪のスペースを割いて、コーナーを新設するだけで、店舗の活性化を実現し、既存の売り場での購買行動を誘発するという相乗効果も現れており、セルフサービスのスーパー、コンビニ、SC、の台頭と、若者やアクティブな若者向けに小売業がシフトしている現状において、超高齢者社会突入を目前にした地域密着の小売業の生き残り策であるともいえます。


これは、まちづくり、まちなか活性化、高齢化社会に向けての地域の取り組みといった、我々JCが取り組んでいることにおいて大変参考になる事例であるとも思います。


また、篠崎屋さんは知的障害者の自立支援、環境問題への取り組み等、社会貢献活動にも積極的であり、ここ数年、我々長井JCが力を入れて取り組んでいる社会起業家というキーワードにも合致し、企業の社会性に関しても興味深いお話を聞く事ができると思います。


大きく、成功の哲学(上場までの軌跡・エピソード)、ビジネス(経営理念)、企業の社会性についてお話を頂きたいと思っています。



駆け回る姿!熱く語る姿!アイデアを巡らせる姿!世の中に新しいものはない!


すべては従来のものの見方、考え方をリメイクすることで、勝ち残るためのビジネスモデルが構築される。



古くて新しい商品、豆富をビジネス展開する樽見茂氏の話は、我々の活力となり、また今後の長井青年会議所の取り組みに大変参考になる話を聞く事ができると思います。




画像 ( )
2005.05.18:長井JC

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